なかなかネットライブをやりたがる人がいない


仕事の時間調整のためにスターバックスでお茶中。。。
こういう時間好きなんだよな、仕事のことを落ち着いて考えたりできるし。
まあ、今はブログ書いてるんだけど。

さて。

最近はネットでのライブ番組作りに夢中な感じのマーケーターでコミュニケーション・デザイナーな河野さんが書いているブログsmashmediaで、米Yahooが発表した誰でも簡単にライブ配信ができるサービスYahoo Liveを紹介するエントリ「ヤフーもライブストリーミングサービス「Yahoo Live」を公開」があがっていた。

へー、やっぱ時代はライブなんスかねえ。


エントリの中で、河野さんは、こう書かれている。

ライコスが昔、無料で配信できるサービスをやってたんだけど、当時はブロードバンドじゃなかったし、Webカメラも高かったから難しかったんだよね。見る人(見れる人)も少なかったしね。
そんときは自宅サーバ用の回線を使って、VAIOのC1のカメラでなんかやってみようかなって思ったんだけど、見る人がいないのでやめたんだよな。いま思い出した。

とはいえ、なかなかネットライブをやりたがる人がいないんだよね。なんでかなあ。



「ライブをやりたがる人が少ないのは何故か」の理由は、単純に視聴者が少ないからだ、とフジイは考えておりますです。

河野さんがライコスでの配信を止めたのも、見る人がいなかったからと書かれていますが、やっぱ見てくれる人がいないと、いけませんやね。ブログもコメントとかTBもらったり、アクセス数が伸びてたりしないと、なかなかやる気出ないですもんね。


それにしても、視聴者を集めることって簡単じゃあないですよね。。。

ライコスがサービスを提供していた頃から比べると、視聴者になれる人は増えているんでしょうけど、ライブを視聴する人を集めるのは、今も昔も大変なんじゃないかと。




ブログのエントリやら、webサイトやら、Youtube・ニコニコなんかの動画の場合は、削除されない限りは、いつでも見ることができるじゃないですか。

webの大抵のコンテンツでは同時アクセス数って、そんなに多くないんじゃないかと思うんですよ
(超人気コンテンツは別格だろうけど)

実際は、時間的にバラバラなアクセスを積み重ねていって、それなりの人数に見てもらってるんだと思うんですね。でも、ライブだと、放送中の時間に見ないといけませんから、そうもいかない。
録画版はアーカイブとして見られるんだろうけれど。

(あ、ライブの弱点を書きたいんじゃなくて特性を説明したいだけだから、もう少しだけ読んでね)


ライブをやるには、視聴者のアクセスを放送時間に集中させることが必須。
(友人と通りすがりの数人だけ見てくれればOKという場合を除く)

えーと、見る側の意識がというか、、、web閲覧文化の中に「その時に見なくては、見のがしてしまう体験」が少ないから、まだまだ閲覧者側がライブ慣れしていないのが問題なんだと思うですよ。

今後、ライブをやっていく人には、webでライブを見るという新しい(昔からあるけど根付いていないという点で新しい)文化を根付かせなくてはならないんですよね。


まだwebでライブを見る文化が視聴者にないから、作り手だけじゃなく、視聴者自体がアーリーアダプター的なんだし、そこを意識して「ライブを見る行為 自体」を普及させる方法自体も考えないと「一部の人が反応してくれたレベル」になっちゃうと思うんですよね。



ああ、なんか否定的。
ちがう、俺はライブ駄目とか書きたいんじゃない。
(自己否定)


むしろ、ライブ番組やりたいんだ!!

(河野さんが「一緒にやりたい人いない?」って感じで書かれているんだけど、時間つくれるかどうか自信がないから手を挙げるの躊躇してます)



実力あるけどインディーズなバンドや芸人の番組作るとか、テレビじゃやれないネタをやるとか、マイナースポーツのライブ配信、とかwebで番組やれる題材は山ほどあるし、今まではできなかったことができるわけですからね、やりたいに決まっている。

ただ、配信にかかるコストが安いってだけで番組作っちゃ、ダメ番組を増やすだけな気がするんですよねえ。。。

低コストで面白いものを作ろうってのは、ローカル局とかが頑張ってチャレンジしているけど、難しいんですよね。すごく。お金かけりゃいいってもんじゃないけど、お金がないと、良いもの作りづらいってのも事実。

それと、録画でできることをライブでやることに意味はないと思うので、ライブじゃないとできないことをやらなきゃですよね。これ、すごく難しい。まあ、使い分ければいいだけなんだけど。



多分、ネットライブやりたいけど、このエントリで書いたような壁(視聴者が集まらないとか、ライブじゃないとできないことを番組にする難しさとか)を感じて悶々としている人って、けっこう多いと思います。多分。

っていうか、ぼくがそうです。

ぼくは、ここらへんについて、キッズプレートの茂出木さんや河野さんが、すごい答えを出してくれるんじゃないかと激しく期待しているわけですよw (他力本願)





続き書きました。コチラ↓

webライブによるコミュニケーションを考える