ツッコまれるポイントをなくすための仕事


仕事をしていて、たまに見かけるのは『ツッコまれるポイントをなくすための仕事』をしている人。


ツッコまれるポイント(自らの弱点)に気づく能力があるのは素晴らしいことです。

だけれども、ツッコまれるポイントをなくすことは、素晴らしい仕事とイコールではないのです。
そこに気づいていないことが多くて残念に思うわけです。


例えば、何かのサービスの告知を作る時に、「アレはできません」とか「コレにご注意ください」とか「・・・な場合は、XXです」って注意書きを増やすことが親切だと思っていたりするっていうようなこと。

告知ページの半分くらい赤の強調文字で書かれた注意点が羅列しているサービス告知を見て親切なサイトだって思う人は少ないと思うんだけど、そういう注意書きを増やしたれを書きたくて仕方がない人っていうのは「書いてないってツッコまれちゃうじゃないですか。不親切ですよ。」を合言葉に、ドンドン増やしちゃう。

別に本当に必要ならいいんだけど・・・、それって本当にお客様のためになってるのか?
何人中、何人の人が必要なのってことを確認してみると、実は不要だったりするのですが、そういう人は注意書きを凄い勢いで書き足していく。


それってホスピタリティという名の保身じゃんって話ですよ。
お客様に丁寧に説明をするのが嫌だから、「ここに書いてあります」って言いたいだけちゃうんかと。
それって、ツッコミ入れられたくないだけの、ただの痛がりだよねー。



これについては、過去にもホスピタリティという名の保身というエントリを書いているので、良かったら読んでください。