自分はダメじゃないのか、気づかなくてはならない。

近々、隣町(江ノ島)に引っ越してくるらしい、マーケターの河野さんが、引越し業者から見積もりをとった話が気になる。

簡単に説明すると、引越し屋さんの説明不足にガッカリしたって話なんですけどね。


後になって見積もりの明細を見たら、営業の人が「置いていきますね」と言ったダンボールの値段(3,500円)がしっかりガムテープ(320円)と一緒に請求されていた。
いや、別にタダでくれとは言ってないんだけど、「貴重品を入れるのにいくついりますか?」って聞くときに、有料だってことは伝える義務があると思う。こっちは無料だと思うから「じゃあ5枚か10枚」と答えただけで、そもそも「お任せパック」なんだから有料だと聞いてたら「1枚でいい」って言ってるのに。

(中略)

で、これはプロの仕事じゃないなと。

これって、営業さんに悪気はなかったと思うんだよなー。
いや、悪気ないから良いって話じゃないよ。逆。
悪気なさそうだから、プロとしては最低ってことに気づけないだろうなって話です。

自分がお客様に悪いことをしたって営業さんは思えただろうか?
「えー、欲しいっていう数のダンボール置いていっただけなのにー」なんて考えてはいないだろうか。
他社なのに心配になっちゃいます(笑)

「お客様に対して誠実であるということは意外と難しい」って話を部下にしたくて、この話を教訓として引用させてもらったくらい気になる話です。



商売をする者として、河野さんのエントリ本文も教訓になるんだけど、そのコメント欄についたコメントが超至言。

明細にのっけただけで「説明責任」を果たせていると思うのなら、その人はダメだし、会社もダメだと思う。


お客様に対して慣行(自社の都合)で対応してしまっていないか、自分はダメじゃないのか、つねに考えていきたいものですね。胸に刻もう。