属人度と汎用度のバランス


ワークフローやシステムを作っていくにあたり、いつも悩むことがある。
ミスを減らし、クオリティを上げようとした時は、属人度と汎用度のバランスを考えなくてはならない。


職人芸のように属人度を上げていくと、(育てば)素晴らしいクオリティになるけれども、代わりが効かなくなる。
人が育ちにくくなるし、育つまでの時間を通してみるとコストも高い(ことが多い)。

その人が一生その仕事していてくれるなら良いけど、退職するかもしれないし、辞めなくても昇進して現場にいられなくなる危険性wwwがある。

現場の人が育っても、安易にマネージメント層に引上げられなくなるのは組織として脆弱かもしれない。



逆に、誰にでもできるようにマニュアル化したりシステム化したりしていって、汎用度を高めすぎると、マンパワーが発揮されなくなって、「誰にでもできるレベル」にしかならない。

これを安易に求めすぎている組織は、クオリティが上がらない。
マクドナルドみたいなのは稀有な例なはずなのに、システム化することは素晴らしいことで、どんな職種にでもマッチすると勘違いしている人は多いような気がする。


これって、どんな組織を作るか考えたときにどこでバランスバランスをとるかがとても大事なことなんだけども、割と安易にマンパワーに頼ってみたり、安易にシステム化に走ったりするよね。。。

うーむー