Googleローカルガイドの設計がよくできてて感心しちゃうし、Googleマップの今後が楽しみ

昨日もGoogleマップについてブログを書いてしまいましたが、同じようなことをまた書きます。

Googleマップは今でも素晴らしいサービスですけれども、スマートフォン経由でデータを大量に取得しまくって数年したら、飛び抜けて凄いサービスになっていそうな気がしています。

少し前に書いたディープラーニング(AI)の話にも近いところがあるのですが「多くの人間はこのように移動する」というデータを大量に、しかも正確に取得できるわけですから、10年後は地図の概念が変わるんじゃないかとかとか思うわけです。地図とかいう概念を超えたものになるかも。

そして前回と同じ話を繰り返してしまいますけども、走行中の車の中にあるスマートフォンから移動速度を取得・比較して「渋滞情報」をリアルタイムに出すくらいは数年前からやっているわけで、これからは移動の軌跡や滞在時間なんかを主体にしたデータを使ったアレコレがどんどん出てくるんだろうなと思っています。

先日、Googleマップのタイムライン見ていたら「オートバイ」での移動というのを見つけました。
………おいGoogle先生、アンタどうして僕が自動車じゃなくバイクで移動したと知っているんだい……?

スクショ

移動速度や走行中の位置などで機械的に類推しているっぽいのですよね(裏取りしていないので正確な情報ではないのですが)。
電車、自動車、オートバイ、徒歩などが自動で判別されています。

あと、スマートフォンGoogle Nowカードに「いまここに駐車中だよ」という表示までしてきました。
もちろん僕は何もデータを入力したり選んだりしておらず、ふとスマホ見たらこれが表示されていました。
移動速度なんかから識別して、ここに停めたと機械的に判定しているんですな。

駐車位置のカード

実は誤判定も多いんだけど、もう少し精度があがればホントに「移動速度や滞在時間から勝手に識別する」というところまで来そう。

これ、ほんと凄い。オフラインも含めて取れるだけ情報を取ってる。
まだ大したことないけれど、これが数年してきめ細やかなサービスに錬られてきたらと思うと数年後の近未来が楽しみです。

Googleローカルガイドが楽しい


それはさておき、今更ながらGoogleローカルガイドにハマっています。
Pokemon Goはあんまり起動しなくなっちゃったんですけど、Googleローカルガイドは良い感じにプッシュ通知を入れてくるんで続いてます。

ラーメン屋さんで食べる前にラーメンの写真撮ったら、「ねえねえ、ラーメン屋で撮った写真ローカルガイドにアップしてよ」的にスマホから話しかけてくる感じのプッシュが来ます。滞在時間と写真のexif情報からとってるのかな?わからんけど。

僕はWebばかりでアプリの設計に関わったことがあまりないのですが、ブロードキャストじゃなく、ここまできめ細やかに個別のプッシュ通知してくるサービス見たことないよ。
すげー!!自分の関わるサービスでも何かに応用したいいいいってプッシュ通知来る度に毎回思ってます。

いちいちお店にチェックインする操作とかがないのが、ともかく楽だし面倒くさくならない。
現在地や過去のロケーション履歴から「こないだ行ったお店どうだった? 静かな店? 旅行者に人気?」って質問をしてきたり。

これにポチポチ答えるとレベルが上がるので、なんとなく楽しくなっています。
近所にできた新しい飲食店があればどんどんGoogleマップに追加しちゃう(情報追加や修正、写真なんかがポイントになってレベルアップする)。

そういう風にロケーション履歴から自動で質問してくるし、自分から入力する場合でも行った場所を思い出さなくても訪問済みの場所はリストになっているわけだし(ちょっと生々しい履歴だから見ると怖いなと思うこともあるけど)。

ホントよくできてんなー
Googleクラスのクオテリィなんだから、よくできてるに決まってるんだけど、それでも感心しちゃう。

冒頭で書いたような機械的な処理と大量の人力の組み合わせ方が天才的というかGoogleらしさを感じて好きです。
ゲーム感覚でやれる割に、ローカルガイドは地図上の情報を増やす役割があるので、インターネットをより良くすることに繋がるってのもモチベーションになりますしね。

どのくらいの人がローカルガイドをやっているのか分からないけど、僕はやっとレベル4。
できるだけ継続して情報をポチポチしていきたい所存です。