このインターネットの片隅で(ブログ10周年だよー)

12月5日でこのブログを開始して10年が経過しました。

当たり前だけれど10歳だった人は20歳になって、20歳だった人も30歳になるくらいの期間ですよ。10年前はまだ初代iPhoneすら日本になかったんですよねえ…。

実際のところ300エントリーくらいしか書いてないし、長く更新していない時期もあるんで10年継続して書いていると言っていいのかどうか分かりませんけれど、10年間公開しているからかお会いした方から「7、8年前からブログ読んでますよ」って言われたりすることも(たまにですが)あります。

ブログを――――――というかインターネットのどこかに何かを――――――書いていたから繋がった大切な友人たちもできたし、今の仕事すらブログを書いていなかったら違うことをしていたと思う(というかブログ書いてなかったら起業もしなかったんじゃないかな)。

時間とともにインターネットにおけるコミュニティやコミュニケーション手段は変化してきましたけれど、誰でもインターネットで情報発信・情報を流通させることができるようなって、それ以前と何が大きく変わったかというと「可視化された」という点が大きいかと思います。

「インターネットは情報発信しないと、いないのと同じ」という言葉があったりしますが、ブログだとかTwitterだとかに何かを書くことで僕らは誰でも(それを読む誰かに対して)可視化された存在になることができるのが凄い変化なんだと思います。
これ、もしかしてそれが当たり前の時代に生まれた人には分からない感覚なのかな?

ここ最近は悪いことが「可視化」されたことによるネガティブな点も問題にはなっていますが、そういう副作用をありつつも基本的に僕は素晴らしいことだと思っています。

僕が「可視化された存在」だから今このブログを読んでいるあなたはこの文章を読んでいるわけだし、僕も可視化されていなかったら知ることができなかった誰かのことばを読むことができるわけですし。

そして実体験としてブログなどを通じてインターネット上で僕という人間が「見えるようになった」人たちがいて、その視界に入ったことで僕の人生は(良い意味で)大きく変わりました。いんたねっつに生かされたと言っても過言じゃないよ。

こんな個人ブログを何年も読んでくださっている方、ありがとうございます。
(もちろん、たまたまこのエントリを見かけて読んでくれた初めましての方もありがとう)

遅筆な上に表現したいことを沢山もっているわけではないので更新頻度はユルユルだとは思いますが、これからも自分のブログを地味に更新していけたらいいなと思っています。

10年間ありがとう。
これからも、どうぞよろしく。