WebSigでスピーカーさせていただいた事について連打でエントリ書いちゃうと調子のってるみたいに見えるだろうから、自重しようかと思っていたけど、ちょっと気になることがあるので書いちゃう><
えー、ご参加いただいたIdentity Not Foundさんの感想エントリを読みまして。
WebSIgにくる発注者って"偏って"いるし、制作サイドは発注側の限られた声しか聞けなくて収穫少ないんじゃないの?って意見もあったんだよ、と。
なるほどー。
そういう意見もあるのね。。。
話した人間としては参考になりますです。
もうちょっと発注サイドの人も来るかなーと思ってたので、発注者よりTipsみたいにしちゃってたからなあ。
Web屋さんのお役に立つ話を意識すればよかったかも。うむむむ。
でも、その感想を言った方が聞きたい『偏りのない発注者の声』ってのは、どんなモノなんでしょうか。。。
ちょっと前のエントリだけど、同じくIdentity Not Foundで書かれてたことは僕の思う「偏りのない発注者の声」に近い気がするかな。
クライアントはまず、何がわからないのかすらわからないんだ。
何ができるのか、
何をしたらどんな効果が見込めるのか、
それにはいくらかかるのか、
何をしない方がいいのか、
自分が何を提供しなきゃいけないのか、わからない。
それこそ Web屋自身が自分らの必要スキル多すぎって泣き言をいうくらいだから、 クライアントはさらに雲をつかむような話に感じてる。だから攻めの姿勢であれこれ聞いて、一生懸命ほじくりだして探り当てて、我々にも見えるようにしてくれ。
それがきっと、コミュニケーションとかいわれてる奴なんだと思う。
その感想をもった方が聞きたい『声』とは違うかもしれないけれど、「偏りのない発注者の声」って、こんな感じなんじゃないかと思います。
でも、それなら発注側の話を聞くよりも、片山さんの話にあったような「コミュニケーションロスを減らす技術」みたいなのを詰める方が良い結果に近いとおもうのですよね。
そして、「何がわからないのかすらわからない」に対しての製作者サイドがすべきことの答えは、片山さんが語ってくださったと思うのですが、如何なもんでしょか。