じ、じつはこれが2018年最初のブログだったりしますフジイです。
お久しぶりです…。4月になろうという時に何ですが、あけましておめでとうございます(笑)
去年の8月3日に"「Service Workers が in development」とWebKitが言ったから八月三日はPWA記念日"というブログエントリを書きました。
このブログにしては多く読まれた記事なのですが、内容は iOS でも PWA (App Store経由でなくても配布できるWebブラウザ技術を使ったスマホアプリ)が動くようになるかもしれない……というものです。
日本だと日経新聞あたりがPWAをしっかり対応していますね。僕のAndroidの日経新聞アプリもPWAを使っています。
さて。その「かもしれない」が、ついに実現する日が来ました。というか実現されちゃいました。
そう。昨日あたりに降ってきたiOS11.3のSafari11.1からService Workerがサポートされています。
つまりiPhoneでもPWAが動くようになっています!!!!!
すごい!!!!キタ!
残念ながらPush通知は未対応とのことですが、ネイティブアプリと同じようにホーム画面にアプリとして置いておくことが可能です(Web App Manifest)。
ここ最近では「PWAって来るの? 来ないの?」と一部の界隈で騒がれていたりしているPWAですが、App Storeを通さなくても流通させられる(逆にいえばPWAはApp Store/playストアからは流通させられない)という特徴がありますね。 検索流入からのアプリ導入が有り得るのも違いのひとつです。
これはネイティブアプリに対しての優位性があるのではなく「違い」がある、というようなものなのでサービス/アプリの特徴や流通、ユーザー層などによって変わって来るのかなと思います。
なので(今のところは)ネイティブアプリがPWAになっていくみたいな話ではありません。
内容によって、PWAを選ぶこともあるというような話だと思いますが、それでも今までになかった違う流れができてよりスマホ向けのサービス開発が面白くなっていくところではないでしょうか。
まだ日本国内のPWAでiOSの動作確認しっかりしてるところはなさそうですけれど、iOS対応となると今後は色々なサービスが本格的にPWA対応を進めるか検討することになると思います。どんな風になっていくか楽しみですね。