12月ですね。しわーっす!(挨拶)
いきなり本題に入りますが、今日は「自分が選んだ本が日本のどこかにいる誰かに届くのが最高に楽しいから、ブックサンタしようぜ」という内容を書いてます。
ブックサンタというのは、対応してる書店で「ブックサンタでお願いします」と言って金を払うだけで、さまざまな困難を抱える子どもたちに買った本がプレゼントされるって仕組み。ちゃんとサンタの格好をしたチャリティーサンタが届けてくれるらしいです。
「この作品を読んで育った子どもが増えるといいな〜」とか「この本に書かれてることに興味を持つ子がいたら…」といったふうに贈る側も子どもたちへのプレゼント選びを楽しめる体験になっていることで、支援側の参加者が増えるのが面白いところ。
マジで選ぶの楽しいし、あなたに「誰かに読んでもらいたい本」や「この本を子どもに届けたい」ってのがあるなら、それを広めるスゲー方法になるんだぜ。
※ちゃんとブックサンタ事務局がクリスマスプレゼントに向かない本や対象外になるものを書いてるので公式サイトを読んで、ブックサンタという取り組みの邪魔にならない範囲で選んでね
公式サイトによると、ロングセラーの名作絵本・児童書などはダブりやすいそうです。
幼児向けとか児童書はみんな想像しやすいぶん、小学校高学年〜高校生向けが不足しやすいみたい。
小学生向けにヘアメイクとか漫画の書き方、中高生はミステリー小説とかラノベがいいらしい。なるほど、面白い。こういうの思いついてなかったな。
じゃあ、『都市伝説解体センター』のノベライズ(小説)版しかないだろ。
都市伝説解体センターは、インターネット発祥の都市伝説をSNS調査などを通じて解き明かしていくゲームなんだけど、つまりノベライズ版を読んだ子どもが育ったら、厨二病的なインターネットエリートになるってことだよな(違います)。
ミステリー小説のプレゼントなら、雨穴さんの『変な家』とか『謎解きはディナーのあとで』あたりも良いかもしれないけど、今回はこれにした。
こういうお話が好きな子のところに届くといいな〜
漫画文化が衰退しないように『マンガキャラの描き方』を贈るぜ。
帯に「筋肉とか骨格とか難しい話は一切ナシ」って書いてあるのがいいよな。

ぼくがこの本をプレゼントしたことで未来の天才漫画家が生まれるかもしれない。
もちろん、天才が生まれなくても、まったく問題ない。
この本を読んで紙になにか描いた経験を持つ子がいるかもしれないって想像するだけで、ぼくはうれしいんだよ。
『数の悪魔』や『数学ガールの秘密ノート』を使って、こっそり世界に数学好きを増やそうとしているのがこの俺だ。
AI開発してるときにLMエンジニアから「フジイさん数ⅢやってないのにAI作ってるんすか」って煽られたことがあるフジイですが、自分ができないことをやってくれる人を世界に増やしていく活動をしておりまして、去年のブックサンタでも結城浩さんの数学ガールの秘密ノート『整数で遊ぼう』と『式とグラフ』を送った。
(数学に興味がある子なら、小学校高学年で読めるそうです)
今年、選んだのは「数の悪魔」。
算数や数学が大キライな少年ロバートの夢に「数の悪魔」があらわれて真夜中のレッスンがはじまる物語。
タイトルが厨二臭くていいよな、数の悪魔。

この写真は帯をはずして撮影したんだけど、YouTuber やテレビタレントをしている松丸亮吾さんの写真とコメントが帯になってて「この本を子どものころに読んで算数が好きになりました」と書かれてた。この帯も子どもウケも良さそう。
帯に「さあ、読んでみよう」「10歳からみんな」とも書かれてて、選ぶときに対象年齢がわかって助かった。
子どものころに『架空世界図鑑』のキレイな絵をただ眺めて過ごしたってやつが育つのもイイよな。
日本橋の丸善をウロウロしてるときに画集のコーナーで見かけて手にとった。
子ども向けじゃないけど、ぼくが現代の子どもだったら、きっとこれをボンヤリ眺めるの好きだよな〜と思って贈ることにした。

中身もめちゃくちゃ良いんすよ。
出版社のポストに中身少し出てるから見てみて。
これを眺めて厨二病をこじらせて欲しい(悪い顔)
✨発売まで1️⃣4️⃣日✨
— 株式会社 玄光社 (@genkosha) 2024年12月4日
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人気クリエイター10名による架空世界のイラストガイドブック📖
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新刊📕12/18 発売
『架空世界図鑑』
100点超の美麗イラストに加え、まるでその世界が存在するかのような描きおろしスポットガイドを収録❗️
永遠に風が吹き続ける島🏝️
巨大生物が支配する大地🏜️...etc… pic.twitter.com/PJLqaMeKwV
廃墟化した東京の街『東京幻想作品集』を眺めるのもいいよな。
『架空世界図鑑』と一緒に画集のコーナーで手にとったのが『東京幻想作品集』。
表紙の「東京に何が起きたのか!?」ってコピーもとても良い。

新宿や六本木が廃墟になったら、という美麗イラスト集。
廃墟となった東京都庁の美しい姿とか、ほんとうに良い。
ぼくが子どものころにあったら絶対に食い入るように眺め続けたと思うなあと思って選んだ。こういうのが好きな子のところに届きますように。
5/15刊行の新刊『東京幻想作品集』の見本が届きました!
— 芸術新聞社 (@geishin) 2020年5月9日
素晴らしい出来です。ぜひ楽しみにお待ちください。
また、臨時休業明けの書店様が増えていますので、都内での先行販売も検討していきたいと思います。何か動きがありましたら本ツイッターにてお知らせいたします。 pic.twitter.com/JUyEArmwJj
「私は黒曜石かもしれない…」みたいな厨二病パワーを『鉱物と宝石の事典』で高めていけ。
なんか理系っぽい本で、小中学生が読めるやつないかな〜と思って、地質学とかそんな本のコーナーを歩いてて見つけたのが、これ。

国立科学博物館の研究者が監修した、約60種の鉱物・宝石の基礎知識、データ、各国の呼び名を網羅しながら擬人化イラストした『Minerals&Gems Art Exhibition 鉱物と宝石の事典』。

こんなん絶対に厨二病のやつに渡したらドハマリするだろ。
「私は黒曜石…」って妄想してるやつがこの世に爆誕すると思うと、最高だな。

マイクラを通じて、こっそり世界にソフトウェアエンジニアを増やそうとしているのがこの俺だ。
去年も『こどもマイクラ プログラミング』を贈ったんですよ。
今年はどうしようかな〜って思って丸善のなかをウロウロしていたら、ちょうど小学校高学年か中学生くらいのお子さんがこの本を食い入るように立ち読みしてるところを見てしまったんですね。

小学生からはじめようって書いてある『マインクラフト プログラミング的思考ドリル』を贈るぜ。
届け、この想い☆
一冊でもいいからブックサンタしようぜ。
いや〜選ぶの楽しいな!!!!
完全な無私のチャリティは本当に尊いんだけど、こういう支援側も楽しい体験になることでみんなが参加しやすくなって、みんなの力が少しずつ集まって大きい支援になるような仕組みが好きなんだよね〜
去年もブックサンタやってブログ書いたんですが「これを読んでブックサンタしました〜」って数名から連絡もらえたりしたんで、微力ながらサンタからのプレゼントが届くご家庭を増やせたんじゃないかなと思います。
今年もそういうサンタが増えるといいな〜
というわけで、これを読んでるあなたもサンタになりませんか。
明日か次の週末にでも書店に行こうぜ。
