手塚治の「MW」(ムウ)が映画になるらしい。


テレビを全然みない僕ですが(嫌いなわけではなく、見る時間がないだけ)、珍しくテレビを見ていたら手塚治大先生のマンガMW(ムウ)が映画化されることを知った。


うおおお。
好きなマンガの映画化では、いつもガッカリさせられている僕ですが、ちょっと楽しみにしちゃうよ。。。。
(と、思っていたのですが、、、)

本作は生々しい性描写や猟奇的殺人場面が描かれており、子供の目にさらすことのできない手塚作品の一つといってよい。タイトルであり作中の化学兵器の名でもあるMWとは、主人公の美知夫が犯行の際に得意の女装や男娼的行為をすることに関連づけられているといわれている(Man/Woman)。




・・・って、Wikipediaに書かれちゃうくらいの倒錯世界なわけです。
手塚治のダーク系な社会派マンガが大好きなぼくとしては、たまらんわけですよ。



梨園に生まれたエリート銀行マン・結城美知夫には、狂気の連続凶悪犯罪者としての顔があった……。

犯行を次々に重ねてはその後に教会を訪れ、旧知の賀来(がらい)神父のもとで懺悔をする美知夫。
しかし2人は同性愛者として、肉体関係を結んでいたのである。

(中略)

自分の心身の健康を奪われた美知夫は当事者への復讐として数々の誘拐事件と猟奇殺人を繰り返した末にMWを奪い、全世界を自分の最期の道連れにしようとたくらむに至る。それを阻止し、美知夫を救済すべく動き回る賀来神父の苦悩と救済と改悛を拒否しながら加速度的に愉快犯を重ねていく美知夫の姿が描き出された、一大ピカレスク・ロマンである。




ちょっと引用ながくてスミマセン。

なんか腐女子的な香りただようのですがw
まあ、すごいダークで濃いぃ手塚作品なのです。


それが、映画化!!!うおおおお。
・・・って思って思わずAmazonで買いなおしちゃったよ、MW。
ブックオフオンラインにはなかった)


でも、映画MWの公式サイトを見てみたら、どうも様子が違うのです。

原作で一番の衝撃的な部分である同性愛の設定はなくなっている。

結城美知夫も梨園じゃないっぽいし・・・。

なんかデスノートをアクション映画にしたっぽい感じになってません?

あ、あれれ、、、

映画の宣伝文句では「手塚治、禁断の問題作」って書かれてるけど、なんか色々とマイルドになって禁断の問題作じゃなくなってませんか><

だいじょうぶなのか・・・いや、きっと、だいじょばない気がしてきました・・・

でも、まあ、気になる作品ではあるのですが。
どうなんだろ。。。