少し前の話ですが、弊社で初めて求人募集したんですよ。
創業メンバー以外で初。
デザイナー1名を、いくつかの媒体で募集したのですが、思ったよりも沢山の方にご応募いただいて驚きました(ありがとうございました!)
で、そのときに無料でお試しできたんで『給与や職歴などの条件でのマッチングではなく、モチベーションや仕事仲間などのやりがいや環境による求人者と求職者のマッチングをする』というWantedlyってサービスを使ったですよ。
で、こんな風に募集をしていたんですね。
https://www.wantedly.com/projects/4924
(※募集は終了しています)株式会社バンダースナッチは、2年前に創業して3人でやっている小さな会社です。EC専業でやっていて、エンジニアはいますがデザイナーがいません。これからもECサイトなど運営サービスを増やしていくために、デザイナーさんを探しています。WEBサイトのデザインができて、HTML/CSS書ける方。(JSはゴリゴリ書けなくてもいいですがjQueryの選定・設置くらいはできるって感じだと助かります)凄腕じゃなくていいです。スキルは普通でいいんです。むしろ、上記のスキルがあれば実務経験なくてもいいんです。僕たちは、初めて創業メンバー以外の仲間に加わってもらおうとしているので、自分たちの企業風土・文化を一緒に作っていける方かどうかを大切にしたいと考えています。よく、「スキルも大切ですが、企業風土・文化などのカルチャーマッチが一番大切」なんて言いますが、僕たちはまだ「これ」と言えるほどの企業風土・文化のある会社ではありません。
だから、僕たちの企業風土・文化を一緒に作り上げてくれる方を探しているのです。
(運よくそういう方と仲間になることができたら、その次あたりは「作る人」よりも「マッチする人」を探すことになるでしょうね)
他社にも籍があったり、フリーランスと兼業とかでも、ダメではないけど、ちゃんと弊社の一員になってくれる方。
傭兵気質ダメゼッタイ。
ここで、いきなり話ズレるのですが、最近ひきこもり気味だったのでwebsig24/7の忘年会に顔を出してきたんですわ。
褒めてる割に和田さんは応援ボタン押してくれてないじゃん(Wantedlyの機能で、いいと思った求人情報が広がるように応援できる)って話は置いておいて、いや書いたら置いておいてないわけだけど、置いておいて、なんでそんなに褒めてくれるのかのかを聞いてみたんですね。
僕としては『ウチはこんなにこじんまりしてて、特に何もカッコイイことも、面白いこともやれてない地味な会社ですよ、これから成長していこうって志くらいしかなくて、ホントに何もない会社ですよ』ってことを書いていたので、恥ずかしさこそあれ、褒めてもらえるなんてホントに思ってなかったんです。
Wantedlyに掲載されてる他の求人を見ると、イケてるベンチャーとか、Yahoo!ジャパンみたいな凄い会社とかが掲載されてて、ウチみたいな三下がご一緒に情報を並べさせていただいても宜しいんでしょうかって感じで、激しい気恥ずかしさがあったわけですね。
でも、和田さんからは『かっこつけてないのが心に刺さる』みたいなことを言っていただけて(どうでもいいけど始発まで雑談してしまったw)、その後は実際にエントリーくださった方からも『こういう職場を求めてました』的な言葉をいただいたりしまして。
Wantedlyからのエントリーは少なかったんですけど、そんな風に言ってもらえるくらいマッチした方と出会えましたよと。
Wantedlyからのエントリーは少なかったんですけど、そんな風に言ってもらえるくらいマッチした方と出会えましたよと。
求人原稿を書いてる時は意識してなかったんですけど、そんなこともあったので、自分たちを大きく・良い会社に見せようとしてフロシキ広げるよりも『僕たちはこんなんですけど、こんなところが、むしろ好きって方はいませんかね?』って方が、上手くいくんじゃないかなーって思ったです。
だって、良く見せたところで入社してもらったら速攻でバレるわけだしw 仲間になってもらおうって人を騙してどーすんだって話だしね(自分たちを大きく見せるタイプの人からすると騙してる意識ないだろうけどさ)。
これって求人に限らず、商売全般でも大切にしたい話で、自分たちを大きく・立派に見せることで成り立つ商売をするのは(絶対になくなりはしないけど)簡単ではなくなってきていると思うので、自分たちの持っているものを身の丈に合った表現をした方が、好きになってもらえるチャンスがあるのかもねえ。
#Wantedlyだから良い人に会えたってわけではなく偶然な気もしますw
#なお、本日もオチを考える余裕はない模様。
#今年はあと2本くらいブログ書きたいw