激安で無茶振りしてくるブラック依頼者だらけのジャングルでサバイブしてきたクラウドワーカーたちはどう進化したか

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みなさんクラウドソーシング嫌いですか好きですか使ってますか。

クラウドソーシングって聞くだけでアレルギー的に嫌う方もいるのでしょうが、僕は「使い方次第では便利だな」と思っているのでたまーにですが発注側として使わせてもらってます。ホントたまにだけどね。
(クラウドソーシング大っ嫌いってアレルギーの方もどうかと思うところもありつつ、お気持ちはお察し致します)

んで、最近ですね、久々にクラウドソーシング使ったんですけど。
あ、ちょっと以前と違うなーと思った点があったので、それについて書くます。

もしかしたら、結構前からそうなのかもしれないけど僕が気がついたのはここ最近の話なので、人によっては前からこうだよってツッコミもあるかもしれませんが、ゆるっとお読みくださいませ。

クラウドソーシングって何か知らないって人は僕のブログ読者にはあまりいなさそうだけど、仕事を依頼したい側がその内容を掲載すると、多数の人(主にフリーランス)が依頼内容を見て「この仕事を請けたいでーす」と手を上げてくれる感じのサイトが多いですね。

インターネットを通じて多数の提案が集まるので、その中から予算やスキル、仕事の方向性が合う発注先を選べるという感じのものです。

いまだに激安で無茶振りしてくるブラック依頼者だらけのジャングルではあるけれど、少し様子が違ってきているところもある

冒頭にも書いたけど、クラウドソーシングに対する批判も多いですよねえ。

その批判のひとつにクラウドソーシングの仕組み上、仕事の報酬相場が著しく低くなりやすいというものがあります。
(スパム行為の助長やゴミ記事の量産などについてが一番問題なんでしょうが、他で沢山指摘されているし、本エントリとは別の話なのでここでは触れません)

未だにブラック企業もビックリの激安の仕事依頼ばかりとイメージを持っている人も多いのかなと思いますが(そしてクラウドソーシングの仕組み上この問題はなくなりようがないのですが)、クラウドワーカー側の生存戦略的として激安の仕事を仕方なく請けるだけではなくなっているようです。

そこでサバイブしてきたクラウドワーカーたちはどう進化したか

この記事内でも書いたように仕事を依頼したい側がその内容を掲載すると、多数の方が依頼内容を見て「この仕事やりたーい」と提案が届きます。

なんか2年くらい前と比較すると、やたらと沢山の提案がくる気がするんですよね…。

僕が発注慣れしてるから、内容が分かりやすい良い発注者だと評価されたのかなと思っていたのですが、よくよくクラウドワーカーからの提案内容を見るとまったくそうではないということがわかります。

と、いうのも「明らかに依頼の詳細を読まずに提案をしている」からです。

以前なら「この内容なら○○円でお請けできます」とか「僕なら更にこんなこともできますよ」みたいな『提案』的なものが来ていたと思うのですが、最近は妙に安い提案金額とともに「詳細は相談」みたいなのが大量に届くのです。
これ、新規依頼に片っ端から同じ提案を投げまくってるでしょ…

詳細な作業内容を書いても、その通りの内容ではない提案(例えば、バナー5種類×10サイズなのにバナー1点の価格だけ送られてくるとか、WFつけてデザイン+コーディングって書いておいてもコーディングだけの費用がくるとかね)これどう見ても依頼内容を見ないで、定型文なげてるなーという感じです。
よく分かってない依頼者は提案金額で依頼を請けてくれると思ってしまうでしょうが、提案金額で請けるわけじゃなく詳細を聞いてから見積りするってことを遠回しに伝えて、とりあえず案件を確保しようっていう営業手法ですね。

これ、昔ながらの営業さんの仕事の仕方ですよね。
ファーストタッチとって話が進んだら、依頼者も他と比較や振り直しはしづらいし、予定していた予算や依頼したい内容と違うけど発注確定しちゃう…みたいな流れは昔からよくあるように思います。

激安で無茶振りしてくるブラック依頼者だらけのジャングルではなくなり、そこでサバイブしてきた強いクラウドワーカーが増えたんだろうなという印象です。
これが良いことか悪いことかは知らんです。殺伐としてるなとは思うけど(笑)

なんだかんだで発注の仕方次第なんだけどもね

とはいえ、クラウドソーシングで良い思いをしたことも沢山ありますし、やっぱり使い方次第かなと思います。

手作業でまとめたら10日くらいかかりそうな大量データをEXCELに整えてくれる人を探していたら、手持ちのスクリプトで5分でできますよって提案くれたクラウドワーカーさんがいたり。

ただ、こういう良い提案をもらうためには「良い依頼」とディレクションをする必要があるんですよね。

僕は経歴的に外部への作業依頼に割と慣れている方だからそんなに困ることはないのですが、よりクラウドソーシングを上手く使うのって(多分、あんまり使ったことない人が想像する何倍も)凄く凄く難しくなっているなあという印象です。

発注慣れしてる人なんてこの世の中にほとんどいないので「上手く発注しないといけない」ってのも無理だろうし、まあ構造上として仕方ないのかな…。

クラウドソーシングじゃなくても誰かに何かを依頼するのって、すごく手間かかるし、それができる人が少ないことに根源的な問題があるのでクラウドソーシングだけの問題じゃないんだけど、激安で無茶振りしてくるブラック依頼者だらけのジャングルがより殺伐としてきてるなあと思ってしまった次第です。

(あ、このエントリはクラウドソーシング=悪いもの、みたいな批判的な意味ではありませんので悪しからず)

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