ちょっと前に終礼でした僕の経験談。
僕がとりまとめていたイベントの日程を各部署にメールした。
当然のように各部署から「問題ありません」という返信がくる。
返信がない部署もあったけど、まあこれは問題ないって意味ととろう。
「必ず返信ください」って書いたんだけどなあ。
と思っていたのら、小規模な部署の責任者からメールが来た。
なぜ、うちの部署はイベントの割り振りが少ないのですか。内容は少し改変したけど、大筋としてはこんな感じ。
規模にあわせているのは理解できるが、少なすぎます。
大規模に展開している部署はイベントがなくとも影響は少ないが、小規模の部署はイベントでライバルと戦うのだから、考慮してほしいです。
なるほど、ごもっとも。と思って、返信が来なかった規模の大きな部署のイベント回数を削って、そのメールをくれた部署に割り振りした。回数にして、なんと4倍。
極端だったかなあ・・・と思いながら各部署へ変更をメールで連絡したのだが、要望をくれた彼からすぐに返信があった。
イベントですが、こんなに増やしてもらって 本当にいいのですか?
元の4倍ですよ!びっくりです!
ホントは無理言ったから怒ってないですか?
んなわけ、ない。怒るわけないでしょ。
実際のところ、このイベント程度では目に見えるほど売上などの数字が変わるようなタイプのイベントではなかったから、他の部署からも異論は出なかったし。
別に要望をくれた部署の人も、このイベントに賭けているとか、そういうことではないのは間違いない。
でも彼は強く要望をくれた。
で、これが僕の返信。
逆ですよ。怒っているわけないです。嬉しく思っています。
要望を押してでも数字を作りたいという気概のある人は素晴らしいです。
怒るどころか、むしろ、そういう人が増えてほしいと願っていますよ。タテマエじゃなく。
実際は、このイベント程度で大きな影響がないのはお互いにわかっているところだと思いますが、「できる事は何でもやってやろう」という気持ちを持って、小さなことを積み上げて大きなものにしていこうという姿勢は見習いたいと思いました。
自分が意見することで少しでも良くできることなら、小さなことも大事にしていく。
これって、カンタンなようで、なかなか実践が難しいことでもありますよね。