日に日にGoogleマップへの依存度が高まってきています。
最近はGoogleマップに情報を追加していくローカルガイドにハマっているので近日中にそのこともブログに書きたいのですが、今日はちょっと道に迷ったのでその話を。
スマートフォンの行動履歴を得て高度化しているGoogle マップとその関連サービス、すごいですよね。
最近ハマっているローカルガイドもいいけど、徒歩やバスも含めた電車路線図なんかは都内で複数路線が使えるような場所なんかで大活躍ですし、現在地から自宅や会社に戻るまでの所要時間を教えてくれたり、道路の混雑状況がわかったり。
2年前の12月9日に僕がどこに行っていたかもわかる(事故で意識不明になった時とかに行動履歴みられたら嫌だなあ…)。
最近、気がついたんですけど僕の移動速度とか位置を見て「自動車」か「オートバイ」かも機械的に見分けてるんですよね。今のところ精度はそこまで高くはないものの、ちょっと怖いくらいデータをしっかりとっているんだなってビックリしました。
それはさておき。
ちょっと用事があって初めて行く場所へ出かけた時のこと。
Google マップを頼りに歩いていたら、駅から目的地のビルまでを大きな公園の中を突っ切ったり、住んでいる人しか使わないような住宅地の細い道を通るように案内されてしまいました。
初めての場所なのでGoogle マップを信用するしかなく、「本当に大丈夫なのかな…」と不安に思いながら案内通りに歩いていたのですが、不安は的中。
僕が行きたかったビルの裏手にたどり着いてしまいました。
単に裏手に着いただけならまだしも、そこには高低差が。僕が立っている道路から数十メートル下に目的地のビルがあります。
結局のところ、そこへ行くには駅まで逆戻りをしてから、地図上では少し遠回りに見える大通りにそって歩いていかなくてはビルの入り口には辿りつけないのでした。
取得した情報をどこまで使うかという問題などもあるんでしょうけど、そのビルに入っていく人がどの方向から建物に入っているかわかるはずなんで建物の入口がどの道路に向いているのか分かるようにならんもんでしょうか。
せっかく沢山の人のロケーション履歴をとっているのですから、建物の入口の向きだとか、同じ方向に向かう人たちの動きを取得してベストな徒歩ルート出したりしてほしいなあ…。とんでもないデータ量だから他の企業では難しいだろうとは思うけどGoogleならできそうな感じありますよね…。
道路を移動中の複数のスマートフォンから移動速度を比較してリアルタイムの「渋滞情報」を出すくらいは数年前から実装済みなんですよ。
数年前にそこまでできてるんですから、沢山の人たちの移動履歴から建物の入口を割り出すくらいは実現できそうなものだと思うんですけど……。
ピンの位置を入り口にするとか、そういうのじゃなくてですね、どうかGooleマップ様、Gooleマップ様、僕ら人類は匿名の行動履歴から入口を機械的に判断してほしいんです。そういうことしてほしいの。だから、ね?移動履歴から入口判定しちゃおうよ、やっちゃおうよ。
もしもプラバシーの問題とかで対応できないなら、それは仕方ないけど、もしその機能が実装されたら世界中の人たちが無駄に歩く時間を減らしたり、約束に遅刻したりする回数を減らしたりできると思うんですよね。
ビルまであと10メートルくらいの近くまで来たけれど駅に戻るなんてこともなくなるわけですよ。
まあ、長々と書きましたが、つまり何が言いたいかと言うと、もう道は覚えました。お約束の時間に遅れてしまい誠に申し訳ございませんでした、ということに尽きますよね。