webライブによるコミュニケーションを考える



前のエントリ なかなかネットライブをやりたがる人がいない の続きです。



キッズプレートの茂出木さんと河野さんがやりたいのはコミュニケーションだって、河野さんがエントリやコメントで何度か書かれている。

こういう新しいものに手をつける時って「これって良さそげじゃね?」みたいにテンションばっかり上がって、手段とゴールが混ざりがちだけど、河野さんたちは、すごい。目的と手段が入れ違わないようにしている。


ライブは手段で、目的がコミュニケーション。
 (と、フジイは受け取りましたが、合ってますよね?)


ライブ番組で時間を共有して面白おかしくコミュニケーションしようよ!ってことかな。
たしかに面白そう。だからやってみたいんだよなー


ところで、ライブだからこそできるコミュニケーションって何だろう。

茂出木さんや、河野さんは、きっと色々考えてるんだろうなあ。

きっと、すごいネタをもっているに違いない。
今度、機会があったら色々聞いてみようっと。機会があるのかわからんけど。




コミュニケーションが面白いって何?って思う人もいるかもしれないから、ぼくの理解している範囲で、そこらへんについて書きたいと思います。


ブログのコメントとかTBとかって凄く面白い。
コミュニケーションが加わることで、コンテンツの質が上がるというか、単純に面白くなる。

2chの面白いスレを見ても、スレ立てた人が面白いってこともあるけど、スレの住人との会話的カキコミが面白いんですよね。

ニコニコ動画のコメントも、ぼくが「面白い」って思った瞬間にコメント弾幕が飛んで来ると、共感を非同期で共有できたりするわけですよね。あれ、オタク的ではあるけど、すごい面白いと思うんですよ。

弾幕打ちもコンテンツを作っているひとりで、あれがなかったら面白くない気がする。



コミュニケーションでコンテンツが作られていくのは、視聴者も作り手も面白いってことだと思う。
みんなで作ってるんだから、みんな楽しいってのは、当たり前かもね。


ライブだからできるコミュニケーションとして、出演者がチャットに入っている視聴者と会話的なことをしてくれたりする、ってのがあると思うんだけど、

出演者 1  : n 視聴者

・・・ってなりがちですよね。

これじゃ、テレビで視聴者ハガキ読んでるのと変わらないし、コミュニケーション手段としてもライブである必要がないような気がする。(本当は出演者は1じゃないことが多いけど、ツッコミ不要)


ライブ番組を作るとしたら、きっとやらなきゃいけないのは、見ている人に対して視聴者と出演者全てをnとしたコミュニケーションなんだと思います。


視聴者(俺)1  :  n(出演者+他の視聴者)

出演者は、2chで言うスレッドを立てた人であり、ニコニコでいうup主(動画をアップした人)みたいな立場であってほしいかな。他の視聴者もコンテンツの一部になってて「この人たちがいないと面白くない」と思ってくれなきゃいけない気がする。


んー、でも、こんな番組構成するの、簡単じゃないよなあ。
これを普及させるには、既存のライブ配信システムにチャット以外のコミュニケーション方向を追加したシステムが必要かも。



ああ、また、まとまってないことを、グダグダ書いちまった。
すんません(←誰に謝ってるのか自分でもわかってない)