2012年のsmashmediaをまとめてみたよ。

コミュニケーション・デザイナーで、観光再生人で、マーケティングis.jpの編集長で、攻城団の団長で、アクティブサポートの提唱・命名者の、河野武さんという方が書いているsmashmediaというブログの大ファンすぎて、年末になると勝手にまとめを作っているフジイです。キュレーションとか何年前からやってると思ってんの。皆さま、どんな年末をお過ごしでしょうか。



そんなわけで、他人様のブログを勝手にまとめるという謎の行為も、もう6年目でございます。僕は、なにやってんだろね...

(いま読むと古いダイジェストのが面白いな...w)


まあ、若干の惰性感もありますが、今年もやります。
河野さんのブログ読者の方も、そうでない方も、正月休みに読んで(読み返して)みるとイイと思うよ。


ってわけで、2012年版をどうぞー




「きっと中長期的には貢献するだろうけど、根拠のある数字でそれを証明するのはむずかしい」という話ですよね。でも、だからこそ、やるかどうかの判断は経営者が自らの直感を頼りにすべきだということをファーガル・クインはいってて、ぼくも同感です。というかぜんぶわかってるなら小学生でも判断できるわけだしね。
すごく良い言葉ですね。リーダーの仕事を定義した言葉って沢山あるけど、こんな的確なものは少ないんじゃないかな...。
そういや、この本よんでないや..



攻城団の仮登録サイトをオープンしました。
攻城団は、河野さんが取り組んでいるお城好きのためのサービス。
僕は、そんな城好きなわけじゃないけどw 攻城団プロジェクトを生温かく見守っておりますw
2013年は楽しみにしてていいんすかね?



「本音で語り合う!」には時間が足りなかったのでけっこうはしょってしまったディスカッション部分について、ちょっとだけ本音で補足しておきます。
これは、約1年経った今こそ読むといいんじゃないですかねー



「Decade」というのはぼくが2006年からつくりつづけている自分史プレゼンです。
「さすがに10年分も人生話を聞いたら、その人がわかる」ってのは確かにそうかも。色々な人のを聴いてみたい
(僕は恥ずかしいから聴く側がいいなあw)



昨日はWebSig会議というイベントでぼくが顧問してるクラシコムの青木さんが講演してたので、出かけてきました。
この後の(第2部とグループワークの感想)も、一緒に読むといいです。 僕も東京の本会場に行って話を聴かせていただいたり、その後にこのテーマでの勉強会も開催したくらいには色々と考えるところがあるんで、そのうちブログにまとめたいなあと思ってはいるんだけど、もう半年以上も経ってるのねw



これまでにもブログのキモはコメント欄にあるんだというようなことを何度か書いてきましたが(その一方で「企業ブログにコメント欄は必要か」ということも書いてます)、これだけやり取りしてきた経験を踏まえても、ブログにおけるコメント欄の役割というものはちいさくないなあと実感します。
smashmediaっぽいエントリ。
今、再考すると面白そうな話かなあ。



この「マーケティングコミュニケーションの分類マトリクス」という説明は、昨今のソーシャルメディアマーケティングと呼ばれるもののいびつさやなぜ失敗するのかという点を整理しやすいかなと思います。
「マーケティンク?コミュニケーションの分類マトリクス」の企業が取り組んでるところ、ユーザーが楽しんでいるところの対比はいいすなあ。



一年間書きつづけたので、100日ごとに電書にしました。
河野さんの2011年日記。かなり面白いので買うといいよ。
「いつかの昨日」に書いてたような、日々の話とかってブログ(smashmedia)に書いたらりしないのかしら。けっこう、楽しみにしてるんすけどね。



ソーシャルメディアでの作法や振る舞いも大事ですけど、それ以前の話として「公平性」「透明性」「納得性」について、すべての顧客接点でちゃんとできてるか考えたほうがいいと思います。
短いエントリに、とても大切なことが集約して書いてあると思いま。



理想的には100人連れてきて、100人全員に買っていただく、まあ現実的には500人とか1000人とかの集客で、その2割や1割の方に買っていただくというあたりになると思いますが、そのくらいのマッチング精度を目指すものであるべきです。
ここらへんの概念は、今年いっぱいかけて洗練されてきたというか、戦略レイヤーとしてはどんな概念をもって取扱うべきかみたいな具体的な戦略論になってきましたね。『「じょうごモデル」から「どかんモデル」へ 』とか。 このエントリの直後に書かれた「ソーシャルメディアを活用するということ」も読むといいかもです。



ぼくはこういうシステムでお客さんの問題を解決したり、持続的な収益をもたらしたりするようなアイデアが大好きです。
僕もです(笑)
ここらへんの機能とかシステムで自己主張するのっていいと思うんだよなあ。



企業の現場としては、4年越しで実現するというのは、半年で実現するよりも大変なご苦労もあったと思います。それでも少しずつ改革を進めてこられたことに敬意を表すとともに、なんだかとても感動してしまいました。
なんともステキな話。



ぼくが今回のリニューアルで徹底されたなあと感じたのは、購入前にその商品についての情報をポジネガ問わずにしっかり提示して、「ちゃんとわかって買っていただく」という構成にしたんだなということです。
あー、このエントリいきなり読んでも深くは理解できないような気もするけど、すっごい良いこと書いてあると思うなあ。 ほぼ日の商品ページ見て、これに気付く人は少ないんじゃないですかねえ



あまりにも正論というか、いい話っぽいので、まちがった共感を生んでたら申し訳ないのですが、「説明を尽くす」というのは、いいかえれば「衝動買いを防ぐ」ということなので、それだけだと絶対に売れなくなっちゃいます。 ただ単純に冷静にさせちゃうと売れるものも売れなくなりますからね
うおおおお、このエントリみたいなの大好物れす(^q^) ←ちょっとテンションおかしい

そうなんですよね、お花畑的な「いい話」でもじゃダメだし、理想的な戦略を夢や実現不能なものと切り捨てるのも違いますよね。どうやって置かれた状況から理想に近づけていくかを現実的に取り組まないといけませんね。僕もがんばろうっと。



長野県伊那市にある伊那食品工業。テーマは「年輪経営」。
カンブリア宮殿を見てのまとめなんだけど、河野さん視点でのまとめが面白いのと、色々と考えさせられるので読むといいですよ。



つまり「戦略」というのは「戦争の目的(コンセプト)を明確にして勝敗の条件を決めて、有利な状況をつくるための技術」であり、「戦術」は「全体の中の一部において勝ちをおさめるための技術」です。
ここらの話をパッと読むと「ふーん」って感じに軽く理解したつもりになりがちだけど、そんな簡単に理解できるような話ではないので、もっともっと深く考えていかないといけませんね。

そういや、かなり昔に『河野さんが「商売」という高いレイヤーでマーケティングについて語り、「販促」や「営業」レイヤーの視点しか持っていない人がそれを理解できなくて、すれ違ったまま議論するという光景がsmshmedia(河野さんのブログ)で発生するのを年に何回か見かけるのですけどねwww今回、やっと、そのスレ違いが起きる原因がわかった気がしますw』って書いたことがあるんだけど(それは「販促」か「商売」か。)、(戦術を有効に機能させるための)戦略論みたいなところに軸を置かれてるんだよなあって改めて思ったりしましたです。



今日はそのうちのひとつ、「momoco.tv」にまつわる話で、朝からすごいことが起きたのです。
すっごいステキな話。 2000年前後くらいの「インターネット」ってこんな感じでしたよねw



ネタは枯渇する、そのことを前提に考える必要があります。 だからネタ(素材)の安定供給をどうするかというのは最初にとことん考えるべき問題です。これは有料メルマガにかぎった話じゃなく、企業ブログなどでも同じですけどね。
これは切れ味の鋭い河野節



ヨーコさんの言葉 あなたはこの一年で、何をしましたか?
シメは、この言葉で。
河野さんのDecade読んでる影響で、節目ごとに「あなたはこの一年で、何をしましたか?」って言葉を思い出すようになりました。






他にも湾岸ミッドナイトの名言エントリとか書かれてたりするんですけど、そういうのはピックアップ対象外とさせていただきました(面白いんだけどね)

しっかし、『今年はなんだかんだでけっこう仕事してたなあと思う一方で、とりたてて大きなイベントもなく「今年はこれをやりました!」というものがなくて困りました。』って河野さんが書いてたけど、これだけ仕事しまくってて何いってんすかwww
頻繁にセミナーで講演されてて2012年も精力的にお仕事されてますねえ。

僕も来年は頑張ろうっとw(←去年も同じこと書いてる)

こうやって毎年まとめてみると、河野さんがいかに色々なことを考えて、ちゃんと実行してるかってのが、よくわかるです。
単純に「この人すげえ」っていうアレではなく、「ちゃんと色々なことを考えて、しっかり実行するから、すげえんだなあ」って思うところでありまして、自分はそんな頑張れてるのかなーとか、河野さんのブログを読み返しながら、自分のことを考える良い機会になっていたりします。まあ、勝手にそう思ってるだけですけど。

さて、それでは、ここまでお読みくださった読者の方、河野さん、ありがとうございます。
来年も宜しくお願い致します!