今日はチームメンバーのオンボーディング時の作法、チームでの仲間の受け入れまたは受け入れられについて書きたいと思います。
ここ最近、ぼくは自分で会社をやりつつ、色々なスタートアップや事業会社にも入らせていただいて一緒に事業をやったりプロダクトを頑張ったりマーケティングをアレコレしたりしているのですが、その関係もありチームメンバーを沢山迎え入れることもあれば、新しいチームに迎え入れてもらう側ということもあります。一般的な人よりも両方のオンボーディング機会が多い人生を歩んできました。
そこで気づいたことというか、経験してみて考えたことを書いていこうと思います。
つよつよ人材が有名企業から来てくれたけど特に活躍しないで消えていくあるある
GAFAや有名な企業・スタートアップで働いていたとか、いわゆる「つよつよ」とされる人。当然「つよつよ」と言われるのだから優秀であると認識されていると思います。
でも、チームに入ってもらったら特に何か活躍するでもなく微妙なまま辞めていく……ということは割とよく聞く、というか身の回りでもあるあるな気がします。
受入側から見れば
優秀なはずのつよつよ人材に入社してもらったが活躍せずに辞めていった。
入社した側から見れば
期待されているんだが、どうも力を発揮できそうにない環境と感じて辞めることにした。
どうして、こんなことになるのか。
雑に「思ったより優秀じゃなかった」とか「ウチに合わなかった」みたいな話で片付けられがちですが、実態は違うのではないかとぼくは考えています。
お手並み拝見しがちでは?
割とよくある失敗として、優秀な人が入社するときに「やりたいようにやってください」と言ってしまう、というのがあると思うのですね。
よく見る光景でもありますが(僕も新しく入るチームでこう言われることが多いです)、実際にはこれは折角の人材も活躍しにくい環境になるのではないかなあ、と思うのですね。
優秀な人に「やりたいようにやってもらう」のに、なんで思ったように上手くいくことは少ないのか。
それはチームメンバーになった人に活躍してもらうためのサポートをすることを放棄して、社内の情報も持っていない新しく来た人に「活躍することを丸投げ」になってしまうからではないかと。
「いやいや、優秀な人は自分流のやり方があるだろうし、やり方を押し付けずに得意なやり方で活躍してもらいたいじゃないですか」というのは分かります。分かりますよ。
ぼくにもそういう時期がありましたよ(謎の上から目線)
活躍してもらいたいのに遠回りさせていない?
ここで、チームに途中からジョインしてきる人は遠回りをしてしまいがち、という点に注目をしたいと思います。
事業的な経緯や前提などを知らない外からきた人が「なぜこの会社◯◯していないんですか? これすれば良くなると思うんですけど。」と発言するが、実際は理由があってそれができない/難しい状況である……というのは多くの人が実務で体験したことあるんじゃないかと思います。
経緯や前提知識のないひとたち10人中9人が言う「◯◯しないのですか?」という発言。
経緯や前提を知らない人というのはそういう発言をしがちです。
それができない/難しい理由を教えてもらえるならば良いのですが、『どうぞ、ご自由にやってください。お手並み拝見』という環境にいるとそういった「良いことに見えるが、実は上手くいかないこと」から取り組んでしまったり、断片的な情報だけで動いてしまって活躍どころか遠回りをしまくるということが起きます。めちゃくちゃよく見かけるレベルでそういうことが起きます。
仲間を助けずに評価しようとするのはダメだよね
「やり方を押し付けずに得意なやり方で活躍してもらおう」というのは悪いことではないです。新しい人から組織が刺激を得たいという観点もあると思いますし。
しかし、ただ「お手並み拝見」しちゃうのは活躍してもらうためのサポートをしないということに繋がるのですよね。
「得意なやり方で活躍してもらう」にしても、同時に「活躍させる取り組みから手を抜かない」ということも必要になるわけです。冷静になってみれば両立させれば良いだけでしたよね、これ。ほったらかしにしないで両方やればいいわけです。
お手並み拝見するのが正しいと何故か勘違いしがちなのですが、それって仲間を活躍させることではなく、評価する立場で見てることになるんじゃないかな、とぼくは思います。
プレイヤーとして仕事できる人ほど「いやいや評価に晒されるもんでしょ」とか正当化しようとするんですけど、だからといって仲間を活躍させる取り組みをしない理由にはならないんですよ。なに手を抜こうとしてるねん。
ボーッとお手並み拝見してる場合じゃなく、サポートして活躍してもらう方が良いに決まってるじゃないですか。むしろ、なんで入ってきた人だけに頑張らせようとしちゃうんでしょうね。受け入れる側も、られる側も双方で頑張った方が良いに決まってますよね。
繰り返しちゃいますけど、お手並み拝見なんてのはチームに仲間を迎え入れる視点ではなく評価者の視点なんですよね。仲間になってくれる人に対して何目線で見ていたんだ自分たちは……。
入社する(受け入れられる)側としても
逆に、自分がオンボーディングされる側・入社される側で「ほっといてくれ、自分のやり方でやらせてくれ」とか「評価されてなんぼですよ」という人もいると思いますけれども、自分のやり方で活躍させてもらうためにも「自分の得意なやりかたで成果を出すつもりなのでサポートください」という助けを求めたり、自分のやり方を説明して信頼を得るというのは大事だと思うんですね。
入社時だけ得やすい助けもあると思いますし、サポートしてもらって活躍できるならチームにとっても自分にとっても得しかないじゃないですか。
というわけでオンボーディングは両面で頑張ろうねチームなんだし
仲間になる人とチームで一緒に成功するのが良いよねと思っているのに、意外と「お手並み拝見」と評価視点で眺めているだけが普通になってるチームがあるなあというお話を書きました。
雑に「思ったより優秀じゃなかった」とか「ウチに合わなかった」みたいな話で片付けられがちですけど、受け入れ環境が違ったら活躍したはずの人の方が多いんじゃないかと思うんですよ。特につよつよ人材なのに活躍しなかった、みたいな場合はその個人の特性のせいにしがちですけど、実際は環境や仕組みが作れていないせいだったりしませんかね。
もちろん本当に活躍しないタイプだったってこともあるかもしれませんが、それでもできるだけ個人のせいにするより、チームと仕組みでより良い状況を作っていきたいものですよねえ。
できるかどうか分からないけど暫く日刊で更新します
このブログは年2回くらいしか更新されないことで一部で有名なのですが、今日からひとりアドベントカレンダーで暫く毎日更新しようと思います。
すでに12月1日から2日に変わりそうなタイミングであわてて書いているので、毎日更新できないかもしれないけど。できるだけ頑張るので読んだ感想をツイートしたりブックマークコメントを書いたりシェアしたりしてくれると更新するエネルギーになります。
大切なことなのでもう一回書きますが、できるだけ頑張って書くので読んだ感想をツイートしたりブックマークコメントを書いたりシェアしたりしてくれると更新するエネルギーになります。わかりましたか?いいですか?読んだ感想をツイートしたり(略)どうぞ宜しくお願いします。
※投稿したらすでに12/2になっていて、いきなり初日から遅刻でした。まあこの記事が12/1分ってことで…