相談をするのも相談にのるのも難しい

今日はちょっとモヤモヤ考えていることを書きます。
ただモヤモヤしてることを書くだけなので、答えには行き着きませんし書いていませんので、その前提で読んでもらえれば。

 

困った人から相談されることが割とあります。

ここでいう「困った人」とは言葉通り困っている人のことで、ヤベーやつが相談しにきたという意味ではありません。

僕は人の相談にのったり、相談にのってもらったりするのが得意ではなく、むしろ苦手な方なのですが、わざわざ僕に相談してくれるからにはそれなりに理由があって選んでくれたのでしょうから、何か役に立てたら良いなあと思ってはいます。思ってはいる。しかし、なかなかそうもいかないことが多いです。

と、いうのも最近やっと気がついたのですが、困っている人って困っているってことを率直に言えない場合が多いみたいなんですよね。これに気づくのにかなり時間がかかった気がします(これ分かってなかった時点で僕は相談にのるのがかなり下手なんだと思います……)。

 

本当に困っていても態度からは読み取れない。

相談にのって欲しい人が深刻度に合わせて「実は本気で困っていて、これを早めにどうにかしないと凄く辛い」と言えるなら良いのですけど、大抵の場合は深刻なのに「アハハ、こんなことがありましてね。困りますよねー」くらいの温度感で伝えられるので、そこから実際の深刻度を測るのはとても難しい。

少なくとも、僕はそういうのを読み取る能力が低いので、僕にはとても難しい。

あとになって振り返ってみると、「あのときのあの人は軽い口調で近況を話していたけれど実は追い詰められていたのでは」みたいに思い返すことが多くて、相手が助けを求めていることに気づけていなかったのではないか、必要な言葉を言ってあげられなかったのではないかと自分の洞察力の低さにゲンナリしたりします。せっかく、勇気を出して相談してくれたのに。

相談してくれている相手に「相談している側がちゃんと困ってる態度で相談すべき」って言うべきではないでしょうから、これをどう扱って良いのかまったくわからないのですが、相談者が言ってもいいかなって気持ちになるように接するとか、どのくらいの深刻度なのか自然な流れで教えてもらえるような質問をするくらいしかないのかなあと思っています。

 

特に結論はないのだけれど

相談にのる側のときは「真面目な相談ほどその深刻度は測りにくいもの」という前提を忘れずに話を聞き、逆に相談にのってもらう側になることがあれば、この経験を活かしてできるだけ深刻度が伝わるような態度で相談しようと思います。

冒頭に書いた通りちゃんとした結論はないのですが、相談をするのも相談にのるのも難しいもんだなあと思っている今日このごろです。おわり。