話を聞いてるだけで感謝されたメモ

日記みたいなことを書きます。ほぼ日記ですので読んで得られるものはないタイプの記事です。そういうつもりで読んでくれ。

今日はやたら相談に関わることが多い日だったんですよ。何人かのひとから相談をされて、壁打ちみたいなことをして。
畏れ多いことに業界の大先輩から話を聞いて欲しいと言われてみたり、若い人の相談に何人かのってみたり。

僕はなにかの専門家でもないし、特殊スキルを持っているわけでもないので、相談に対して適切な回答をできるのか怪しい。自分で言うのも何だけれど相談相手として適切かかなり怪しい。
なので、相談にのると言っても答えを提供することはできなくて話を聞くだけ、いわゆる壁打ちみたいになります。というか、それしかできない。

でも、今日は相談を聞いたうちの何人かに「自分にない考え方を教えてもらえた」と感謝されたのですね。ふんふんと話を聞いてただけで何かを教えたりしていないのに感謝をされてしまって、たまげたよ。

で、そのあと移動して別の人と会ってご飯を食べたのですね。これまた以前にその方の相談にのったことがあって、聞いてみるとその後それなりに上手くいっているとのこと。「よかったですねえ」と話しながらご飯を食べました。ご飯はおいしかった。

この方の相談を聞いたときも、やはりただ話を聞いただけのはずなんだけど「あのとき、◯◯と言ってくれたおかげでですね…」みたいに感謝をされて、これまたたまげた。おれがなにをしたっていうんだ。

お困りごとに合わせて専門的な見解を示すなんてことは僕にはできないし、特別な経験を語ったとかでもなく、ただふんふん話を聞いて、自分の思った感想を無責任に言ったくらいのもんです。

でも、そう感謝してもらえたということは、相談者ひとりで考えてたら出てこない別の視点を発見したりするような手伝いになったのかもしれません(お世辞で言われたのでなければ)。

 

謎に連続して感謝されたから記録してブログに書いてみたけど、僕は相談するのもされるのもドヘタクソではあるので、たまたま相談してくれたひとたちが人と話してなにかを得る力を持っていただけなんでしょうね。

それでも、何かがハマって思考の整理になったり、ひとりで考えていたら出ない何かを発見するお手伝いができていたら嬉しいなと思えた日なのでした。おわり