smashmediaまとめ2013


えーと、何もわからず読んでいる方のために説明しますが、一部の業界では割と有名な河野武さんって方がいらっしゃいまして、シックス・アパートマーケティング担当執行役員や、ブックオフオンラインの取締役などなどをやってらした方です。

最近は、企業に属さず京都で引きこもとい、「攻城団」というお城の観光に関するサービスをローンチされたばかり。


で。僕は河野さんのブログsmashmediaが大好きで、年末になると、勝手に河野さんのブログエントリの中から、その年の僕がグッときたものをピックアップしています。
なんと7年目w

そういうわけで今年も10本ピックアップさせていただきました
(なんとなくキリの良い数字にしてみた)

 降順だったり、昇順だったり、まとめごとにバラバラなんですが、今年は時系列順(1月から12月へ順番)にまとめました。
僕が7年も読み続けるくらい面白いので、年末年始に読めばいいと思うよ!


...ってわけで、2013年版smashmediaまとめ、はっじまっるよ~!(わぁい!)





ぼくにしてみればリピート重視というのは選択の問題ではなく、ビジネスの前提

最愛戦略視点でのコンテンツについてアレコレ。




「(消費者に)望まれていること」と「(自分たちが)できることでやりたいこと」のすり合わせを行っていくことになります。
そのマッチング精度を高めていく段取りを「経営戦略」と呼ぶ

NTT西日本のキャンペーンについての話なんだけど、企業がお客様とどのようにお付き合いすべきかについて深く掘り下げて書かれてる。このエントリ好きだなー。




どんな物事であっても不変ではないように、マーケティングがすべての前提になることも疑ったほうがいい。つまりドラッカーがかつて「マーケティングとは、セリング(単純なる販売活動)を不要にすること」と定義付けたように、「マーケティングを不要にするなにか」が登場する未来があるということです。わかんないけどね。

前々から河野さんの書かれてることはマーケティングといいつつ、もっと高いレイヤー(経営というべきか、商売というべきか)のことが語られているなあと思っていて、このエントリ読んで、ああ河野さんは「マーケティングを不要に」するために色々と考えているのだなあ...と思った次第。




応援消費、共感消費が持続可能なものになっていくには、やっぱりコミュニティの存在が不可欠で、だけどそのコミュニティの立ち上げや運営をボランティアに依存するのはリスクが大きすぎるので、こうしたコミュニティに企業側がどう関与していけるのかが問われるのだと思います。

これ読んでから、コミュニティってものについて(CGMでも何でも)考えると面白いすなあ。




なぜなら効率を追求していた時期がぼくにもあり、そして効率を追求するとみんなが疲弊するからです。そこで働く人々を取り替えのきくパーツとみなす考えの人もいるでしょうし、そういう企業が(安い価格で商品を提供することによって)消費者の味方と見られ、支持されていることもあります。

だけど、それはやっぱり健全ではないし、大きな犠牲を前提にした仕組みはもろいと思うのです。

このエントリ、今年ので一番好きかも。
MLは機能してないっぽいけど(笑)それは置いておいて、河野さんのビジネス・マーケティング・コミュニティ等々についての考え方がガッツリ語られてる。必読、つーか何度も読み返したい。




ぼくがいいたいのは、コンテンツマーケティングというのはなにも「検索する」ことを前提にしているわけじゃないということです。 むしろ企業と消費者の関係に置いて、「検索しない(されない)」関係のほうが望ましいんです。

コンテンツマーケティングSEOに深く関係しているってことに対して鋭い意見。
コミュニケーションは、ただ相手のことを考えるってだけじゃなくて、どう伝えるか・どう伝わるかを選ぶってことなんだなあとか考えさせられるです。





それと、ぼくらはついついサービスが悪いと、すべての評価が厳しくなっちゃう傾向があると思うんです。
味と価格のトレードオフはわりと簡単に受け入れるのに、サービスだけはいつでも高いものを要求しがちというか。多かれ少なかれ、こういうモンスターの傾向はぼくらひとり一人の中にあって、この負の連鎖を止めないと地獄しか待ってないです。

「人間は物事をどう評価するか」についてのエントリだと思って読むと良いです。





世の中には良いSEO業者もいれば、悪いSEO業者もいて、さらに良い発注者もいれば、悪い発注者もいます。
その組み合わせは以下の4通りになるわけですが、じっさいには良い/悪いの母数がぜんぜんちがうので同じ比率(25%ずつ)にはなりません。

で、良いSEO業者と良い発注者の関係以外はすべて悲劇になるんです。
(これ、全体の何%あるかなあ)

「良×良」以外はすべて悲劇。
SEOに限った話ではなく、BtoB全般において考えなきゃいけない話かもね。






その昔はブログの会社にいたこともあるので、この10年のうちにブログについて考えた回数だけならかなり多いほうだと思います。
ブログは日記とイコールではないし、ライフログともちょっとちがう。だから分散していくことそのものは許容されるんだろうけど、冒頭の話のようにアーカイブされるメリットを活かそうと思えば、一カ所に集まってるほうが便利なのも事実です。

ただ「アーカイブされる(されている)」というのはたんなる状態に過ぎなくて、それが活かされる、いってみれば読み返されるようなことがなければまったく無意味なんですよね。

内容もいいんですけど、こういう風に河野さんがダダーッと気持ちを吐きだすみたいなエントリ好きなんですよね。




ということで、これが最後のブログの投稿になります。
さようなら。そしてありがとうございました!

ちょwww河野さんらしいけど、前置きもwww説明もwwwなしにwwいきなりブログやめるwwwのですかww


過去にツイッターやめるって書いたけど、やめなかった前科はあるけど、今回はマジで止めてしまうっぽいですね..。

毎年、同じこと書いてますけど、こうやって河野さんのブログを読んだり、まとめたりすることで自分はどう考えるか・自分はどうなのかってのを考える良い機会になっていたりしましたので、すごく寂しいなあ。

ファンとしては、また気がむいたらsmashmediaじゃなくてもいいので、ブログ的なものを書いてくれる日がくると嬉しいのですが...。
まずは河野さん、いままで更新お疲れ様でした&ありがとうございました。


そんなわけで、7年続いたこのsmashmediaまとめも、河野さんご本人がブログ断筆されるということで、これにて最終回。
いままでsmashmediaまとめを読んでくださっていた皆様、ありがとうございました!

たまにしか更新してないけど僕は来年もユルユルとブログ書きますので、これからもよろしくどうぞ。よいお年を!




このエントリのタイトル、「河野、ブログやめるってよ」にしようと思ったけど、恐れ多いので止めましたことをここに追記しますw



#あ、同じように @n_keieiさんも、まとめをやってらっしゃるので、七尾企業経営支援センターのブログもあわせてどうぞ。

2012年のsmashmediaをまとめてみたよ。

コミュニケーション・デザイナーで、観光再生人で、マーケティングis.jpの編集長で、攻城団の団長で、アクティブサポートの提唱・命名者の、河野武さんという方が書いているsmashmediaというブログの大ファンすぎて、年末になると勝手にまとめを作っているフジイです。キュレーションとか何年前からやってると思ってんの。皆さま、どんな年末をお過ごしでしょうか。



そんなわけで、他人様のブログを勝手にまとめるという謎の行為も、もう6年目でございます。僕は、なにやってんだろね...

(いま読むと古いダイジェストのが面白いな...w)


まあ、若干の惰性感もありますが、今年もやります。
河野さんのブログ読者の方も、そうでない方も、正月休みに読んで(読み返して)みるとイイと思うよ。


ってわけで、2012年版をどうぞー




「きっと中長期的には貢献するだろうけど、根拠のある数字でそれを証明するのはむずかしい」という話ですよね。でも、だからこそ、やるかどうかの判断は経営者が自らの直感を頼りにすべきだということをファーガル・クインはいってて、ぼくも同感です。というかぜんぶわかってるなら小学生でも判断できるわけだしね。
すごく良い言葉ですね。リーダーの仕事を定義した言葉って沢山あるけど、こんな的確なものは少ないんじゃないかな...。
そういや、この本よんでないや..



攻城団の仮登録サイトをオープンしました。
攻城団は、河野さんが取り組んでいるお城好きのためのサービス。
僕は、そんな城好きなわけじゃないけどw 攻城団プロジェクトを生温かく見守っておりますw
2013年は楽しみにしてていいんすかね?



「本音で語り合う!」には時間が足りなかったのでけっこうはしょってしまったディスカッション部分について、ちょっとだけ本音で補足しておきます。
これは、約1年経った今こそ読むといいんじゃないですかねー



「Decade」というのはぼくが2006年からつくりつづけている自分史プレゼンです。
「さすがに10年分も人生話を聞いたら、その人がわかる」ってのは確かにそうかも。色々な人のを聴いてみたい
(僕は恥ずかしいから聴く側がいいなあw)



昨日はWebSig会議というイベントでぼくが顧問してるクラシコムの青木さんが講演してたので、出かけてきました。
この後の(第2部とグループワークの感想)も、一緒に読むといいです。 僕も東京の本会場に行って話を聴かせていただいたり、その後にこのテーマでの勉強会も開催したくらいには色々と考えるところがあるんで、そのうちブログにまとめたいなあと思ってはいるんだけど、もう半年以上も経ってるのねw



これまでにもブログのキモはコメント欄にあるんだというようなことを何度か書いてきましたが(その一方で「企業ブログにコメント欄は必要か」ということも書いてます)、これだけやり取りしてきた経験を踏まえても、ブログにおけるコメント欄の役割というものはちいさくないなあと実感します。
smashmediaっぽいエントリ。
今、再考すると面白そうな話かなあ。



この「マーケティングコミュニケーションの分類マトリクス」という説明は、昨今のソーシャルメディアマーケティングと呼ばれるもののいびつさやなぜ失敗するのかという点を整理しやすいかなと思います。
「マーケティンク?コミュニケーションの分類マトリクス」の企業が取り組んでるところ、ユーザーが楽しんでいるところの対比はいいすなあ。



一年間書きつづけたので、100日ごとに電書にしました。
河野さんの2011年日記。かなり面白いので買うといいよ。
「いつかの昨日」に書いてたような、日々の話とかってブログ(smashmedia)に書いたらりしないのかしら。けっこう、楽しみにしてるんすけどね。



ソーシャルメディアでの作法や振る舞いも大事ですけど、それ以前の話として「公平性」「透明性」「納得性」について、すべての顧客接点でちゃんとできてるか考えたほうがいいと思います。
短いエントリに、とても大切なことが集約して書いてあると思いま。



理想的には100人連れてきて、100人全員に買っていただく、まあ現実的には500人とか1000人とかの集客で、その2割や1割の方に買っていただくというあたりになると思いますが、そのくらいのマッチング精度を目指すものであるべきです。
ここらへんの概念は、今年いっぱいかけて洗練されてきたというか、戦略レイヤーとしてはどんな概念をもって取扱うべきかみたいな具体的な戦略論になってきましたね。『「じょうごモデル」から「どかんモデル」へ 』とか。 このエントリの直後に書かれた「ソーシャルメディアを活用するということ」も読むといいかもです。



ぼくはこういうシステムでお客さんの問題を解決したり、持続的な収益をもたらしたりするようなアイデアが大好きです。
僕もです(笑)
ここらへんの機能とかシステムで自己主張するのっていいと思うんだよなあ。



企業の現場としては、4年越しで実現するというのは、半年で実現するよりも大変なご苦労もあったと思います。それでも少しずつ改革を進めてこられたことに敬意を表すとともに、なんだかとても感動してしまいました。
なんともステキな話。



ぼくが今回のリニューアルで徹底されたなあと感じたのは、購入前にその商品についての情報をポジネガ問わずにしっかり提示して、「ちゃんとわかって買っていただく」という構成にしたんだなということです。
あー、このエントリいきなり読んでも深くは理解できないような気もするけど、すっごい良いこと書いてあると思うなあ。 ほぼ日の商品ページ見て、これに気付く人は少ないんじゃないですかねえ



あまりにも正論というか、いい話っぽいので、まちがった共感を生んでたら申し訳ないのですが、「説明を尽くす」というのは、いいかえれば「衝動買いを防ぐ」ということなので、それだけだと絶対に売れなくなっちゃいます。 ただ単純に冷静にさせちゃうと売れるものも売れなくなりますからね
うおおおお、このエントリみたいなの大好物れす(^q^) ←ちょっとテンションおかしい

そうなんですよね、お花畑的な「いい話」でもじゃダメだし、理想的な戦略を夢や実現不能なものと切り捨てるのも違いますよね。どうやって置かれた状況から理想に近づけていくかを現実的に取り組まないといけませんね。僕もがんばろうっと。



長野県伊那市にある伊那食品工業。テーマは「年輪経営」。
カンブリア宮殿を見てのまとめなんだけど、河野さん視点でのまとめが面白いのと、色々と考えさせられるので読むといいですよ。



つまり「戦略」というのは「戦争の目的(コンセプト)を明確にして勝敗の条件を決めて、有利な状況をつくるための技術」であり、「戦術」は「全体の中の一部において勝ちをおさめるための技術」です。
ここらの話をパッと読むと「ふーん」って感じに軽く理解したつもりになりがちだけど、そんな簡単に理解できるような話ではないので、もっともっと深く考えていかないといけませんね。

そういや、かなり昔に『河野さんが「商売」という高いレイヤーでマーケティングについて語り、「販促」や「営業」レイヤーの視点しか持っていない人がそれを理解できなくて、すれ違ったまま議論するという光景がsmshmedia(河野さんのブログ)で発生するのを年に何回か見かけるのですけどねwww今回、やっと、そのスレ違いが起きる原因がわかった気がしますw』って書いたことがあるんだけど(それは「販促」か「商売」か。)、(戦術を有効に機能させるための)戦略論みたいなところに軸を置かれてるんだよなあって改めて思ったりしましたです。



今日はそのうちのひとつ、「momoco.tv」にまつわる話で、朝からすごいことが起きたのです。
すっごいステキな話。 2000年前後くらいの「インターネット」ってこんな感じでしたよねw



ネタは枯渇する、そのことを前提に考える必要があります。 だからネタ(素材)の安定供給をどうするかというのは最初にとことん考えるべき問題です。これは有料メルマガにかぎった話じゃなく、企業ブログなどでも同じですけどね。
これは切れ味の鋭い河野節



ヨーコさんの言葉 あなたはこの一年で、何をしましたか?
シメは、この言葉で。
河野さんのDecade読んでる影響で、節目ごとに「あなたはこの一年で、何をしましたか?」って言葉を思い出すようになりました。






他にも湾岸ミッドナイトの名言エントリとか書かれてたりするんですけど、そういうのはピックアップ対象外とさせていただきました(面白いんだけどね)

しっかし、『今年はなんだかんだでけっこう仕事してたなあと思う一方で、とりたてて大きなイベントもなく「今年はこれをやりました!」というものがなくて困りました。』って河野さんが書いてたけど、これだけ仕事しまくってて何いってんすかwww
頻繁にセミナーで講演されてて2012年も精力的にお仕事されてますねえ。

僕も来年は頑張ろうっとw(←去年も同じこと書いてる)

こうやって毎年まとめてみると、河野さんがいかに色々なことを考えて、ちゃんと実行してるかってのが、よくわかるです。
単純に「この人すげえ」っていうアレではなく、「ちゃんと色々なことを考えて、しっかり実行するから、すげえんだなあ」って思うところでありまして、自分はそんな頑張れてるのかなーとか、河野さんのブログを読み返しながら、自分のことを考える良い機会になっていたりします。まあ、勝手にそう思ってるだけですけど。

さて、それでは、ここまでお読みくださった読者の方、河野さん、ありがとうございます。
来年も宜しくお願い致します!




smashmediaまとめ2011年版


このブログを以前から読んでる方ならご存知かもしれませんが、僕がこのブログを書きはじめたのは、コミュニケーションデザイナーの河野武さんが書いているsmashmediaというブログの大ファンだったので、そのブログエントリを言及して自分の感想を書いたりしたいと思ったのがキッカケなのでした。

で、2007年から毎年、年末になったら勝手に「僕がグッときたエントリ」をピックアップするってことをやっています。
ひとのブログを穴が開くほど読んで、勝手にまとめるという、若干キモい僕ですが、今年もやりますです。

今年は河野さんは「いつかの昨日」という日記を始められていて、smashmediaの方の更新が少なめで(いままでと比べて少ないだけで、それでもsmashmediaだけで200本以上のエントリを書かれてるんですけどね)、河野さんの人柄がわかるような温かみのある話題は日記の方に書かれるようになったので、ちょいと残念だったり(´・ω・`)
(日記の方だと、このエントリあたりがオススメ)

さて、そんな前置きはおいておいて、フジイが「これは読んどけ」って思ったのを以下にピックアップしましたんで、冬休みの間にでも読んでみてくださいな。



「中小企業が採用を考えるときに意識すべきは、いいアウトレット人材を狙うこと」の話と同じなんだけど、誰が見ても優秀そうに見える人はどうしたって大企業に行っちゃうわけですよね。
だからなにかしら欠点っぽい項目がある人しかそもそも採用のテーブルには並んでないわけだけど、そこで何を重視するか、何を無視するかが大事。
-アウトレットなのに、全てをもってる人を求めがちだったりしますもんね。




守破離」でいう「守」はちゃんとやってきましたって言える人で、かつこれから「破」や「離」へ意欲的にチャレンジできる人がいい。
-またの採用エントリ。御意であります。




脊髄反射で動かずちゃんと考えろ」というアドバイスを受けたり、「うだうだと悩んで止まってないで動け」というアドバイスを受けたり、とにかくアドバイスなんてものはいつだって勝手で無責任なもので、そのまま受け入れるとろくなことにならないというのを、ぼくらは恋愛における友人からのアドバイスで経験しているわけですが、それが意味することは「やってみなきゃわからん。でもやる前にわかる失敗もある」ということなのです。
-準備についての考察。




できるとかやりたいとか贅沢な話をする前に、やるべきかどうか、重要度や緊急度の話をしなきゃいけないってこと。
-ですよね。




攻城団の資料を作っているのでご紹介します。
-この後さらに色々あるんですが、攻城団について。




観光庁などが発表している数字をもとにざっくりですけどまとめてみました。
-河野さんがまとめた資料の公開。




もともと「Decade」はぼくの社会人生活10年分を1時間で話すという(壮大な自己紹介という)目的で作ったものだけど、今日は少人数でオフレコということでもあったので、ニフティに入った動機とか、普段は話さないネタまで入れてると2時間も話してしまった。3時間でも話せたな。
-2時間もの自己紹介とかwwwでも、自分以外のひとの人生に触れるっていいですよね。




オシムにしても、コミュニケーション力が高いというよりは、セルフプロデュース力が高いという感じだし、「名言」と「コミュニケーション力」がごっちゃになってる感じがする。
-河野さんは物事を別角度から考えるのが上手いなーといつも思うです




クラシコムのやり方はあくまでもひとつの選択肢に過ぎなくて、これが正解かどうかもわからないし、正解だとしてもこれが唯一の正解ではありません。
彼らはあくまでも「自分たちにとっての最適解」としていまのスタイルを選択しています。
-働き方だとか、会社だとかについて色々考えさせられる。




自粛するなって話があちこちで起こっていて、それはぼくも同感なのですが、おそらく自粛を決めた側もほんとはやりたいはずなんですよね。
だけど実施することで「不謹慎」コメントが殺到するのがわかっているから、やむなく自粛しているというのがほんとのところだと思います。
-なんとも河野さんらしい良エントリだと思うです。




世の中には、ポジショントークというものがありまして。

ぼくもポジション的にはソーシャルメディアが注目されたり、ネットをマーケティングに取り入れようと考える企業が増えたほうがお仕事的には「おいしい」わけですが、同時にぼくの仕事は結果を出さなきゃダメなので、できもしないことを煽ったり、無責任な夢だけ見せたりされるとかえって迷惑なんですね。
-この冒頭のポジショントークについての件がすごく好きです。




まあよくわかんないですね。発言者によって微妙にズレてるし、またその人たちが勉強不足で普通の(ソーシャル以前?)のコマースについて詳しくないものだから、前からあるようなことまで「注目です!」みたいに言っちゃうし。
-ですよね。僕もソーシャルコマースなんてものは存在しないか、あっても今までの概念に最新テクノロジーがちょっと乗った程度のものなんじゃないかと思ってます。




ぼくも大好きな会社ではあるけれど、日米の文化や慣習のちがいを踏まえずにザッポスを絶賛しちゃうのはどうかと思う。通販事情もちがうし、ソーシャルメディアの利用状況もちがうし、雇用の流動性や解雇の容易さなどもちがうわけで。
-何とも河野さんらしいなあw




平たくいえば、ぼくの個人プロジェクトに戻ったということです。
-ここまでお疲れ様でした。リスタート楽しみにしております。




ぼくは「次世代EC」ってのはシステムの進化じゃないと思っていて、売り方・買い方の変化だと思うんですよね。
狂人的なまでに徹底した顧客との関係づくり。
-御意ですです。僕の会社でそういうのやりたいなー




これまでも話してきた「最高でも、最安でもなく、最愛を目指すのがいい」という話と、その愛される企業になるためになにをしなきゃいけないのかってことをまとめてあります。
-この資料は本当に素晴らしいことが書かれてると思います。僕は共感するだけじゃなく実行もしちゃいますよ。




Twitterアクティブサポート入門』を出版することができました。
-通称ピンク本。僕も自分のブログで感想を書いてます。




質問者とのインタラクションがないので、化学反応というか、自分で「ほほう」となるような発言が出てこないんですよね。ただのお題ブログというのが悪いことじゃないんだけど、やっぱりこれは「インタビュー」じゃあない。
webサービス使うのも止めるのも好き好きだと思うので、この「やめます」エントリが200回以上RTされた理由がよくわかわんないフジイですが、あえてのピックアップw




ソーシャルグラフがぜんぜん整理・整備されてないのに、ただオンラインでつながるだけでソーシャルなんちゃらと呼んじゃってるのが現状で、これはよくないと思うんです。
-これは大切なことが書いてあると思う。ツイッターの反応を見ると『もうわかってない人たちに「ソーシャル」で儲けさせるのはやめませんか』が刺さった人が多いような感じだけど、そういうカウンター部分だけの記事じゃないから何度か読み返したいですね。




ぼくが顧問しているクラシコムという北欧雑貨のお店でやってるブログのコメント欄をなくしました。
-このエントリも、リンク先の青木さんの言葉もなんか好きだなー




「オンラインワークショップ」という、ちょっとおもしろそうな企画を思いついたので、興味のある方々と一緒にやってみることにしました。
-僕はサンプル版しか見たことないですけど、面白いのでサンプルだけでも読むといいですよ。




冒頭に「今日はザッポスが"なにをしているか"ではなく、"なにを考えているか"を聞いてほしい。日本とアメリカはちがうので、表面的なことを真似しても意味がない」ということをおっしゃってて、日本でザッポスを語る人は誰もこのことをいわないよなあと思いながら聞いてました。
-ザッポスの奇跡の著者、石塚さんの講演について。




あんまり大仰なことをいってもしょうがないし、そもそもできないので、ぼくはこのくらいの「身の丈にあった業界貢献」ができればいいなと思ってます。それでぼくのちっちゃな自尊心が満たされて、かつ全国の、とくに地方のネットビジネスをされている方々のお役に立てればと。
ネットは物理的距離を感じさせなくするはずなのに、まだまだセミナーや勉強会は都内中心なので、こういう取り組みを気軽に利用していただければうれしいです。
-わあ、こうやって繋がりができていくのって素敵ですねい。




「Decade」はぼくが2006年からつくっている自分史プレゼンです。そもそもはセミナーでの自己紹介をするためにつくったのですが、ちょうど社会人になって10年だったので、その10年間(decade)を振り返るためにつくりました。
-上の方でも書いたけど、人の人生に触れるって経験のは良いですね。僕も作ってみようかしら(語れるほど話題がないから多分やらないけどw)




ぼくがレポートをつくる際に考えてるのは、個性や主張を出すのは切り口だけにするということですね。あとは客観的な事実のみを淡々と示すべきだと思います。
個人が勝手に調査するときにお金をかけてアンケートをすることはまあないんですけど、もしそういうことをする場合もサンプル、つまり調査対象についても極端なバイアスがかかることのないように、誠実に設計するようにすべきですね。
-結論ありきで作られたレポート多いですもんね。




ちょっとコメント少なめのマトメになってしまいましたが、ここまで読んでくださった読者様、河野さん、ありがとうございました。

あー、でも、これで終わりにすると、ちょっと、まとまりが悪いんで、最後に河野さんが日記のサイト(dailydiary.jp)の方にアップされた「年の瀬」ってエントリを最後にご紹介しますね。




晦日ですね。
まさかこの日記で年越しするとは思ってませんでしたがなんとか年末まで更新することができました。

どのくらいの人に読まれているかとかわからないですが震災後にはじめた自分との約束をこうして270日以上もつづけてこれたことは素直に自分をほめてやりたいですね。

ぼくにとってこの日記を書きつづけることは震災を忘れないということでもあります。
自分にできることを考えつづけるということでもあります。



河野さんの優しさと、考えの深さがうかがいしれますね。読んでる方も優しい気持ちになれるような気がします。

日記やサービスをはじめられたり、拠点を京都に遷されたり、本を出されたり(攻城団やSEIHAで色々あったり)と2011年も色々と動いてますね。僕も来年は頑張ろうっとw

それでは、ここまでお読みくださった読者の方、河野さん、ありがとうございます。
来年も宜しくお願い致します!


過去のダイジェストはこちらから。







読まずに新年は迎えられない、2010年 smashmedia 俺的まとめ

あけおめことよろ。
うそです、まだ年末っすw

別に僕もヒマ人なわけではないのですが、なぜか毎年毎年、年末になるとコミュニケーションデザイナーの河野さん( @smashmedia )のブログを勝手に年間まとめたエントリを書いてます。
自分のブログのまとめすらやってないのに、どんだけ smshmedia 好きなんでしょね僕ってやつはw

ここらへん、いま読んでも面白いので、お正月休みにでもぜひ。






まとめタイトルに一貫性がないのが僕らしいというか、何も考えてない感まるだしですが、今年もこんなタイトルですw

今年は「読まずに新年は迎えられない」と題しているのに、12月30日にエントリしたら読む時間ねーだろバーローって言われそうですが、まあ急いで読むといいよ(うそです、2011年になってからでも読むといいと思います。上記の過去エントリも面白いよ)


あ、ちなみに『俺的まとめ』なので「なんでこのエントリが入っとらんじゃい」などの苦情は一切認めないし聞こえませんw


んじゃ、1月から順にざざっと。



"効率化「できる」けど、「しない」という決断を適切に下していけるようにしたい"って大切だと思う。



このころ(1月)の河野さんは一大採用ブーム。ベストパーソン(最高の人材)なかなかいないけど、ライトパーソン(ふさわしい人材)はちゃんとした採用プロセスを踏めば採用できるはずってのに超同意。



マーケティングis.jpでここらへんの話かいてほしいですなあ。



これまた採用話。"ひとつ言えるのは「優れている」かどうかはじつはたいして重要じゃないということで、会社に貢献してくれる人というのは、能力的に優秀であることよりも、その企業の文化に適応できることのほうが大事。"



多分2010年のエントリで一番好きだなー。"これは多様性の問題ではないんだよね。"



採用系を連続でピックアップしちゃってますが、これも良い話。
"もっと言うと、前の会社のやり方を持ち込んで会社をぐちゃぐちゃにしかねない。そういうリスクがあることをわかった上で、いまの事業の緊迫度などを勘案して採用するかどうかを決めたほうがいい。"
↑ここ、ホントそうっすね。



タイトルが答え、な感じだけど、このエントリは結構グッとくる。



コメント欄が楽しいことになっとるw
続きのエントリも読むべし。



ソーシャルメディアに企業が参加するってのはやっぱり怖いものですよ。」
コメント欄も読みませう。



このエントリは好きだなー。
カンブリア宮殿星野リゾートについてのエントリなんだけど、とても大切なことが書かれてる。
何度も読み返しちゃいます。



河野さんらしいというかw BOTにも軟式にも手厳しいw
ここらへん↓↓↓も読むといいよ。



"ガイドラインやポリシーを作るのはじつはそんなに大変じゃない。難しいのはそれを徹底すること"



ほんと、この視点をもって商売しないとですね。でも、この考え方は理解されがたいだろうなとも思うw



必読資料。読むべし。



きちんと利益を出して還元していくって話、当たり前に聞こえるかもしれないけど、こういう形で実践できている人は少ないよなー。



ぼく的には、まあ「よくあるsmashmedia的なエントリ」なんだけどw 
RT数というが言及ツイート数が2000オーバー記事なので記録的にピックアップしときやすw



「顕在化されていない顧客ニーズはもう世の中にないのかもしれないなあ」か・・。
これについては、じっくり考えたいな。



青木さんの河野さんに対しての共感ポイントっていいですね。。。



"たとえばメールや電話での問い合わせに対応した内容は公開情報と変わりません"
ホントそうですな。これ理解してない人が多すぎる気がする。



これについて、もっと考えたいなー。うむむ。



このエントリ好きすぎる。



ここらへんからSEIHAの話題が急加速してくる。



お疲れ様でした。



悪い意味で、こういうのが今後ふえそうだな。。。



僕が絡んでるからピックアップしているのではない・・・のは、読んでもらえればわかるはず。



SEIHAプロジェクト関連エントリ。いま読んでおくとローンチされた時に感慨深くなれるはずだw



タイトルが全てな感じだけど、これ本当に大切な考え方ですよね。。。



広告系エントリw 河野さんがネット広告について言及するエントリって久々かも。



ホスピタリティの話。いろいろ考えさせられる。



いまだ大変そうですが、みんなで(デジカルさんのある)新宿方面へ応援の念を飛ばそうず



CGMについての考察。深い。。。



この考え方は好きだなあ。。。



「具体的な数字を変えたい。」という言葉に河野さんの熱意を感じます。力強い。。。
なんていうか、ただのプロジェクト遂行でもなく、ただ夢を語るだけでもなく、、、夢を現実にしようとしてるっていうとチープな表現かもしれないけど、そんな感じの。



僕のエントリに言及してくださってます。続きも読むべし。



アンケートによくある「質問があればどうぞ」にちゃんと答えてるwww河野さんらしいw
アンケート結果も面白いよ。



河野さんの14年史。河野さんみたいな人の歴史を見るのは面白いし、ほんとスゴイなあと思うのです。
それにしても、これを見て「年末だな」と思う僕はどんだけsmashmedia読んでばっかいるんだと。




・・・もう4年も河野さんのブログばっか読んでる自分自身がちょとキモイな、と思う2010年の暮w

今年は、採用から始まって、ツイッターマーケ、そしてSEIHAプロジェクトの3つに関するエントリが多かったですね。
毎年、ここらへんの主軸が変わっていくのが河野さんらしいというか、読んでて面白いす。

途中から、マーケティング系の話はマーケティングis.jpに書かれるようになったので、smashmediaのエントリが減ったのが僕的には残念であります(まとめ作業が少し楽になりましたがw)

来年はSEIHAプロジェクト攻城団からスタートするんだろうな。楽しみです。



ここまで読んでくださったそこのアナタ、ヒマですね ありがとうw
そして、河野さん、ただのブログ読者だった僕をマブダチって言ってくださってありがとうございます。来年もよろしくお願いしまーす。












マーケティングis.jpに寄稿しました。


Twitterソーシャルメディアマーケティングについてブツブツつぶやいてたら、マーケティングis.jp編集長の河野さんに『そのネタで記事かいてくれない?』ってお話をいただきまして。

そんなわけで本日マーケティングis.jpへ寄稿させていただきました。


転載じゃなく書き下ろしですよん。



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ソーシャルメディアでお客様と繋がったり、対話したりすると企業の中の人って何故か浮かれちゃうんですよね。メールでも店頭でもお客様と対話したいだけできるはずなのに。



実はマーケティングis.jpに書いた記事は、某社Web担の @ID_not_Foundさんのブログに書かれた「Twitterではかならず客いじりをしなきゃいけない訳? どうして?」へのアンサーエントリだったりもします。

@ID_not_Foundさんの感じる違和感(嫌悪感と言うべきかな)って、適切な距離感を考えずにお客様との対話に浮かれたり酔ったりしている姿勢に対しての違和感なんじゃないかと思ったわけです。

そこの解を探すときは、「@で話しかけることの是非」ではなく、どのように距離感を測るかってところまで俯瞰しないとカイケツしないんじゃねーかと。


というわけでマーケティングis.jpの(こっちは僕が書いたんじゃないけど)「ほどよい距離」とかTwitter担当者に読んでいただくと良いと思います、はい。











マーケティングis.jp のリニューアルを見て思ったこと。


む。

マーケティングis.jp がリニューアルされちょる。

marketingisjp_100825.jpg

マーケターのひとはもちろん、「マーケティングって統計とかアンケートとかやるやつでしょ」って思ってるような会社の偉い人とか営業部門のひととか読むといいと思うよ(どうでもいいけど、そういう人ってまだまだいっぱいるよな)
すごい勉強になる記事いっぱいだから。




「コミュニティマネージャー養成講座」なんて実現したら、すごく良さそう。
ただのツイッター担当とか、社員ブログを書く人向けの始め方セミナーとかではなく、こういうのが必要なんだと思うんだよね、うん。

企画準備室とかあるみたいだから、支援したり参加したりするといいと思うよ(←お前は手伝わないのかよw)







ところで、マーケティングis.jpのコンテンツに、講演・顧問などのご相談ってページがありましてね。


マーケティングis.jpの編集長・河野はフリーランスのコミュニケーションデザイナーとして、企業のウェブマーケティング戦略や、ソーシャルメディアを活用したコミュニケーション戦略に関する講演やコンサルティングを本業としております。

このメディア「マーケティングis.jp」を維持・継続していくためにも河野自身がきちんと「食える」ことは重要ですし(中略)それによってマーケティングis.jpの運営をより安定的なものにしたいと考えています。



こういう活動を自分の仕事に還元し、( ただ自分のメシの種にしてるってわけではなく ) 仕事が得られたら利益を(マーケティングis.jpに)還元しますと宣言しているわけですよ。

これを書かなくても河野さんなら十分シゴトありそうだけれど、こういった「姿勢の表明」が上手いなあ、と。

今回のリューアルについての記事でもマネタイズに触れていますが、収益構造を明らかにした上で「利益が得られたら還元します」と自分の姿勢を表明していること自体が河野さんのコミュニケーションデザインマーケティングであり、誠実な商売のやり方なのだな、と感心するのでありますよ。


記事じゃなく、河野さんの姿勢とか見る方が勉強になるじゃねーかとwww(ぉぃ)


最近、河野さんと食事する機会があったんで、こういったことを色々と話したんたですけどね、そしたら、やっぱり河野さんが顧問先へ提案する企画とか方針も、お金としての利益とビジネスモデルが相互受益になるように循環するようものが多いっぽいんだよね(直接的にそういう言い方はしてなかったけど、話を聞いた僕はそう感じました)

それはwin-winとか表面的で安っぽいものではなくて、エコシステムとか、そんな感じの大きい流れにそった循環システムに近い印象だな(こんな書き方でわかるかな^^;)





あ、お約束として書いておくけど、この記事はペイパーポストとかではないw



smashmedia 2009ダイジェスト


ブックオフオンラインの取締役にして、色々な企業のWebマーケ顧問をやっている人(で、合ってますよね?)河野さん。

その河野さんが、マーケティングやビジネスに関しての鋭い意見を書いたり、disったりwしているブログ smashmedia が超面白いので、その中から、ぼくが「これは読んどけ」って思ったのを勝手に年間ダイジェスト版にしているんですけどね。


忙しい人のためのsmashmedia(2007)

smashmedia 2008年マトメ読みセット


今年もやっちゃいます!


1年分読み返してピックアップしてくと、すごく時間かかるので今年はかなり早めに作業開始していて、クリスマス前後くらいにアップしようと思っていたのですが、まあ、なんてゆーか。もう大晦日だしwww

間に合わなくなるから昨日から徹夜で仕上げちまったよw
うう、大晦日に何をやってんだろう、僕は(と、去年も同じこと書いた)




さて、そんなことより、今年のsmashmediaですが、3つのキーワードにまとめられます。

「カンバセーショナル・マーケティング
「たい焼き」
Twitter

他にも湾岸ミッドナイトだとか、河野さんが塾長をやっている私塾mixbeatが2期目だとかあるのですが、概ね上記の3つだけ抑えておけばオッケー(何がオッケーなのかは不明)


とかもく、smashmediaの読者の方も、そうでない方も、フジイがセレクトしたsmashmedia2009ダイジェスト、年末年始の休みにでも読んでみてくださいな。
すごい読み応え間違いなしっす!


尚、今年も基本的には1月から時系列順ですが、「カンバセーショナル・マーケティング」と「Twitter」だけ時系列順ではなく、マトメ読みできるようにセット化しました。

「たい焼き」はエントリありすぎるから1点だけピックアップしましたw




河野さんの仕事へのスタンスが読み取れる、
ひとつ前にマーケティング戦争という書評エントリがあるんだけど、それと合わせて読むとよさげ。
このエントリを読んで、今さらマーケティング戦争を買おうかと思った僕がいますw



「お金というのは感謝の対価」に共感。いつも僕も社内で同じこと言ってますです。
あ、コメント欄もちゃんと読むべし。



このエントリ好きだなあ。
この手のことはトレードっていうか程度問題的なところもあるから、一概には語れないけれど、この姿勢を持てる人って少ないよね。



このエントリ痺れる。
何度みても『ユーザーの意見を取り入れて商売がうまくいく(ヒット商品が生まれる)などということはまずない。なぜなら消費者が具体的にイメージし切れていない曖昧なニーズを具現化してあげるのがマーケティングであり、製品開発だから。』が至言すぎるわ。
元ネタになった はせれいさんのブログのコメント欄も結構おもろい。


河野さんは顧客との対話を大事にする姿勢なわけだけれど、それ一辺倒じゃなく広範囲(正確に言うとロングスパンで)マーケティングを考えているんだよね。
『アウトレットとかリユースとかシェアとかが当たり前になりすぎると、新品を作る市場(一時流通)が縮小してしまうので、中長期的に見れば二次流通もダメになる。』
ブックオフオンラインの取締役である河野さんが、この視野でお仕事をされているのは、かなりアツイ。
で、結局のところタモリ価格ってのは何なんですかね?



マクドナルドのサクラバーガーの件。
『商売だから100%清廉潔白とは言わないけど、マーケターにだって矜持はあるし、もう少し志の高い仕事だから。それを侮辱された気がしたんだよなあ。』ってところが好き。理解されにくいだろうけどもw
このエントリは、このへんがクチコミマーケティングの実情というエントリのコメント欄も合わせて読むこと。



僕は、河野さんの10年史(自己紹介プレゼン)Decadeを見てファンになっちゃったわけだけど、それを他の人も作ってみましたってエントリ。
どれも読み応えあるよ。人の歴史って面白いよね(←お前は作らないのかよw)


わ。このエントリすごいわ。
引用元はもちろん、コメント・トラバも含めて波及先まで含めて必読!
このエントリの後で書いているCam with me? と、makitanio.comの反応エントリも合わせて読もう。



河野語録。
迷える20代社会人とか読むといいよ。コメント欄も面白いよ。



タイトルは書評っぽいけど、このエントリは書評じゃない!!
『本当のマーケティングは商品やサービス(時には企業)のすべてを統治することになる』
広告や販促といった枠を超えて、本質的なマーケティングが必要という話。
僕はそれを「商売」と呼んでいて、河野さんとそういうやりとりをするんだけども、それについては↓の「カンバセーショナル・マーケティング」シリーズを読破してくださいw





--------------『カンバセーショナル・マーケティング』マトメ読みセット--------------

カンバセーショナル・マーケティングとかカイタッチ・プロジェクトとか。
smashmediaで2009年上半期、一番盛り上がった話題じゃないかな。
YOU、まとめて読んじゃいなYO!(←古いかな、、)



下記2点は僕の書いたエントリw

今更だけどブログでのカスタマー・コミュニケーションについて語っておくか。

それは「販促」か「商売」か。

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『日本という市場を考えた場合、圧倒的に地方(田舎)のほうが多いわけで、特に消費財なんかをマーケティングする際は、彼らに買ってもらえるように考えないといけない。』
地味に河野さんらしさを醸し出しているエントリ。
河野さんって、こういう感覚を持ち続けてるところが凄いよなあ。東京的感覚に飲み込まれちゃう人が多いのに。



河野さんの仕事とか考え方。評論家ではなく実務家だって話。



Googleが自社のプロモーションにペイパーポスト使ってた問題についての河野さん的見解。
「ぼくはこの程度のことでGoogleは謝らないと思ってたのでちょっとびっくりしました。」



この後も河野さんが結構な頻度で使っている『雛鳥体質』って言葉を生んだエントリ。
僕も社内でたまに雛鳥体質って言葉を使わせていただいておりますw



痛快な河野節。コメント欄も読むといいよ!
下記の2点も合わせて読むといいかも。
2009年の河野さん、たい焼き食べすぎですよ!!!!
あ、ところで日本一たい焼きっていうのがあるみたいですよ。(僕は食べたことないですけど)



ここらへんあたりから、河野さんが本格的にTwitterについて考え始めている感じ。
(多分、その前から考えているんだろうけど、具体的な表現として出てきたのは、このエントリあたりから)


河野さんの本「そんなんじゃクチコミしないよ」に付箋を貼りまくる謎の読書会。
逆サイン本ってイイですね!流行ればいいのに。


これイイ(・∀・)
企業ブログとかメルマガを書く人(いや、書かせる立場の人か)は要チェックですね。
その後、クリエイティブコモンズになったらしい



満点のサポート< /div>何かこのエントリ好きなんですよね。
河野さんが大事にしているものがよくわかります。



コメント欄で僕が大活躍だからここに記すwww



コメント欄が面白いw
ちょっとノイズも多いけど、はてブのコメントも面白いよ



箸休め的にピックアップw
その後、最近はtwitterならぬtuitterが出てきて、アルファブロガーの人がmovatuitterを使ってましたねw


ソーシャルメディアについての講演資料っていうか、まだこの時点では河野さんの中でも整理中みたいな感じがして面白い。
この後、秋くらいのエントリになると考えがまとまってきている感じがする。



タイトルが答え的な感じだけど、河野さんご自分の発言やブログエントリについての考え方。
この考え方って好きなんだよなあ、きっと受け入れられにくいけどw



正直、他のエントリにも同様の論旨のことは書かれているんだけれど、僕的にはこのエントリが一番好きだな。
"「消費者を欺くかどうか」が問われている"って言葉が全てだと思うけど。







----------------------------『Twitter』マトメ読みセット---------------------------

ここからへんのエントリ超面白いよ。
上記3本は、河野さんの中でTwitterマーケティング(コミュニケーション)ツールにしていく過渡期。なんかカオスな感じ。
このあたりのエントリと秋冬のエントリを見比べると、河野さんの考えが変化しているところも見てとれて、ヲッチャーとしては興味深いところ。

んで、

このエントリあたりから、考えがまとまってきている感じ。

これは「多数と少数」じゃなく「数と質」の話なんだけど、意識的に考えていないと「数を求めてしまう」ってのは非常に、強く、物凄く納得。
度々smashmediaには「コミュニケーションの量か質か」みたいな話が出てくるんだけど、僕はそれがとても好きなのです。

このエントリあたりで、顧客との関係性についての河野さんの考え方とTwitter利用について合致した感じ。ガシーン。

"従来のパッシブサポートに対して、アクティブサポートとでも言うべきあり方はソーシャルメディア時代では当然行なわれるべき話"
これ、いいっすね!僕もカスタマーサービス部門を管理してるもんで非常にグッときますね。

これ外野だとわかりにくいから斜めな感想もった人もいるみたいだけれど、ブックオフオンラインの人たちと障害に直面したお客様にとっては、(Twitterで繋がったことが)凄いことだと思うよ。

これもTwitterの企業利用について。っていうよりも顧客対応について、か。
Twitterの空気がどうとかじゃなくて、単純にTPOをわきまえればいいんじゃねって話ですよね。

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これ、本当にそうだと思う。
僕も今度、会議で「戦略レベルの敗退を戦術レベルの勝利で挽回することはほぼ不可能」って言おうっとw


ステルスマーケティングの話なんだけど、リーガル・モラル・プライドのどれを語っているのか考えようってエントリ。



"遠くから石を投げてくる人じゃなくて、たとえ殴り合いでも目の前まで来てくれる人たちとちゃんと向き合っていくべきだよって話ですね。"
最高に同意です。



コメント欄アツイ


"タモ理論"</div

河野さんのバランス感覚がひっそりと書かれた良エントリだと思いまふ。



何気ないエントリだけど、行間から想いが伝わってきますな
(そんな風に感じるのは死ぬほどsmashmedia読みまくってる僕くらいかしれませんがw)


講演資料・アンケート結果など



河野さんの自分史10+3年。僕はDecadeで河野さんのファンになったんだよね。
自分のも作ろうかなあ


ECサイトをただの自動販売機にしたくない」は、ECに関っている僕としても同意。
ちなみに送料関係のリコメンドは僕が関ってるECに実装しますけど、効果あると思います。UIキレイにすんの大変だけど。



そうですよね。「決めてあげない厳しさ」もセットでもって、バランス良くやりたいものです。


河野さん曰く「今年読んだ中で最高の本。」
このエントリの下書きしながらAmazonで注文。そういや同じながれで去年はグランズウェル買ったんだったな。。。


ぜひまた本出してください!



やっとピックアップ終わったーーーーーー


実際は、ここに書いた1.5倍くらいピックアップしてから削ってるんだけど、「ウケそうなエントリ」ではなく「僕がグッときた」が選定基準なので『なんでこのエントリが入っとらんの』みたいなクレームは一切受け付けませんw



ここまで読んでくださった方&河野さん、ありがとう&良いお年を!!



マクドナルドの効率化手法 → 『なにそれ、こわい。』


数日前の記事だけれども。

プレジデントからYahooに配信されている記事で、マクドナルドの原田社長が仕事時間だとか効率について語ったものについて僕なりの視点でエントリを書きますです。


「ON、OFFのけじめが、クレージーな発想を生む」

午後6時以降の残業禁止は私が決めました。仕事が人生のすべてのような考え方は健全ではないからです。
だいたい、社員が長時間労働に耐えることで製品のコスト競争力を上げるというのは、戦後の復興期の政策です。これからの日本企業はインテレクチュアル・プ ロパティー(知的財産)やクリエーティビティーで差別化を図っていかなければなりません。労働時間を延ばすというのは明らかに時代に逆行しています。

そうはいっても反発はありました。それまで毎月100時間も残業してようやくこなしていた量を、6時までに終わらせられるはずがないというわけです。

しかし、アップルコンピュータ・ジャパン時代に残業ゼロを実現していた私には、それが可能だということや、そのために徹底的に無駄を排除し、スピードを上げ、密度を濃くすれば、延々と残業をしていたときよりむしろ、仕事の質は上がるということもわかっていました。


長々と引用してしまってすみません><


この記事のはてなブックマークのコメントを見ると、「ただし店舗は除く、かよ」というツッコミ派と「効率化の見本、これはすごい」みたいな絶賛派がいる模様。
この記事を引用した個人ブログの記事を見てまわっても、僕が見た範囲では、同様の反応が多い。

店舗や店長の仕事についてのツッコミを除くと、基本的な考え方や無駄を排除する手法としては絶賛されているように見えるけれど、本当に皆が思っているような良いものなんでしょうか?
僕は疑問です。


「ON、OFFのけじめが、クレージーな発想を生む」

それに、ファストフード・ビジネスというのは、わずか0・5秒で食べるか食べないかを決めるお客さんを相手にしているのですか ら、時速300キロメートルのF1マシンを運転するスピード感がなければ、し烈な競争に勝ち続けることはできません。それを社員に教えなければならないと いう思いもあったのです。

だから、絶対に無理だとは言わせませんでした。サービス残業でいいと言っても認めません。こっちは仕事の質とスピードを要求しているのですから。




なにそれ、こわい (←って言ってみたかっただけですけどねw)


この記事を読んで「ウチの会社もこういう風に」って思った経営者がいないか不安だ。

僕も業務効率化プロジェクトとかやっていたのでわかるけど、このスピード感でやるのは(嫌いじゃないけど)社員の負荷が高いんだよ。

これは明らかに社員に負荷をかける手法だけれど、この記事を見て絶賛している人たちは気づいているだろうか。

普通の会社でやったら、業務効率が落ちる or 社員が疲弊する のどちらかなんじゃないかなー。



これは、「スプリントのペースでマラソンの距離を走れ」って手法なんだよ。

原田社長が言う「時速300キロメートルのF1マシンを運転するスピード感」という言葉が全てをあらわしているけれど、誰にでもF1マシンを運転できるはずはない。
スプリントのペースでマラソンを走りきることができる人は多くない。


だから、これは優秀な社員がいること(または経営者が変態)が前提の強者の戦略なんだと思う。
普通の会社の、普通の経営者はマネしちゃダメだー


普通に考えて、残業100時間からヒトケタになって、社員は楽になっているはずがないじゃん。
社員が早く帰れるってだけで絶賛してる人なんなの><


売上げや成果物の数字・クオリティを落とさずに、仕事時間半分にしろって言われて「カンタンでーす」って言う人は少ないでしょ?

この記事を絶賛している人は、残業しないよう効率上げる考え方に共感したんだろうけど『今より少しアクセルを踏む』程度の効率アップではなく 『300km/hのF1マシンをコントロールする』ことを求められるほど徹底しているっていうことには気づいていないんじゃないかなあ・・・。


僕個人としては、この記事で紹介された手法は嫌いじゃあないんだけど、自分の組織で真似しようとは思わないかなあ。















会社に変態がいますwww



タイトルは釣りですw



どこで読んだのか忘れたんだけど、smashmediaの河野さんが、企業のTwitter利用についてのコメントで(うろ覚えなんだけど)『変態にしかやれない事は、個人に依存しずきてて難しい』みたいなことを書かれていて(さらに昔の俺ならやったけど、みたいなことも書いている)のを読んで、それがずっと頭の中に残っている。

いや、僕は企業のTwitter利用について、まったく興味はないんで、そこじゃなくて企業における『変態』って言葉と、その有効性についてが頭にひっかかっているってことね。


もちろん、ここでいう『変態』っていうのは性的な意味ではなく(笑)、常人では理解しがたい異常性を発揮しながら成果をモリモリ出す仕事をする人、ビジネスにおける変態ということですw

うろ覚えの内容に対して、こんな事を書くのも何なのですが、河野さんも企業における『変態』の有効性を認めつつも、継続性だとか属人性の問題があるから難しいという見解なんだと思うんですよね(間違ってたらごめんなさい)

河野さんが「昔ならやった」と言う通り、河野さんご自身が変態そのもの(←ほめ言葉です!)ですよね。
でも、企業の顧問だったり、社外取締役だったりするご自身の立場からすると『俺がやれば出来るじゃダメ』なんでしょうな。

ご自身が企業で継続的に変態性の発揮することの辛さをご存知なので、すごく生々しい発言だなあと思うのですが、河野さんが変態がぶつかる壁を実感されたように、変態は自身の変態性が有効活用されていないと物凄いストレスなんですよねw

変態性を存分に発揮できるように実務者の『変態性』を引き出したり、堂々と変態でいられる環境を作れれば、すごく企業にとってプラスになると思うんですよ。

でも、プラスなのにも関らず、多くの企業は実務者の変態率・変態性wを低くしようとする傾向があるようにも思います。


よくある企業の失敗として、成長期から安定期に入る過渡期に『変態排除』をしてしまって、結果その企業「らしさ」がなくなり、パワーダウンする・・・というのは、よく見かけます。
成長期から安定期に入る時に、乱気流にハマるみたいに失速する企業が多いのは、ここが原因だと僕は考えているのです。

継続性を重視しすぎて『もうウチはノーマルになるんだ!この変態!あっち行け!』というように組織を変えて成功することは難しいはずです(それは多くの企業の失敗から明らかではないかと)
もっと長い年月をかけて変態と継続性を両立できる文化を作るか、最初から変態に頼らない体質で成長をする(超難しいけど)しかないと思うのですよね。


何故、多くの企業は『変態』を容認する体質になれないんでしょうね?
もっと変態を大事にすると良いと思うんだけれど。




そんなことを考えたんで、会社で「もっと変態をカムアウトしてもらうための環境づくりや、みなんが変態になりたくなるように"変態調教プログラム"を用意しないとダメなんだ」って言ってたら、みんなに『この変態!あっち行け!』っていう目で見られましたよっと。。。

あれれ、、、何かがおかしいな><





#なんかブログ書くの久々。
7月なんて2本しかエントリがないのに、そこから更に1ヶ月放置してたみたい。
時間が過ぎるのは早いなあ。











それは「販促」か「商売」か。


前回の書いたエントリ
今更だけどブログでのカスタマー・コミュニケーションについて語っておくか。
・・・にマーケティングの偉い人(ということで僕の中で定義されている)smshmediaの河野さんからいただいていたコメントが熱いのです!!!


河野さんも「これ大事な話してる気がする。」とコメントされていて、多くの方に読んでいただきたいやりとりになってますので、まとめエントリ書いちゃう。



元エントリは、自社のサービスやプロダクトについて書いてくれた個人ブログに、その企業の中の人がコメントをするという取り組み(カンバセーショナル・マーケティング)についてのエントリなのですが。

そのエントリに河野さんが『ネットのおかげでせっかく繋がれた(目の前にいる)のに、それを活かさないのは愚かだってことだね。』というコメントくださったのです。

そのコメントに対してのレスで、僕が

Fujii-Yuji :

河野さん、コメントありがとうございます。
やっぱり「何をいまさら」って思っていたんですねwww

まあネットに限らず、お客様側から接触をはかってくれていることに反応をするってのは物凄く刺さるでしょうね。
ただ、深く刺さる人が数十人~数百人いたとして、その影響規模とか効果とかどうなんだろうって疑問もあったりします。

そこらへんはビジネス規模によって設計すべき戦略も変わるんでしょうけども。


と、疑問を書いたわけですよ。

あ、もちろん元エントリを読んでいただければ分かる通り、僕は効果に疑問なんて持ってないですw
ただ、例えば社長とか上司がそういう視点の人だったりしたら、その取り組みに予算なんてとれないだろうなって意味だったのですが。


その僕の疑問に対して、河野さんのレスがこれ。


 河野 :

効果について考えてもしょうがないと思うよ。

広告じゃないんだから。
これは感謝の気持ちを伝える活動だから、まだサポートのほうが近い。

サポートのコストを削減しろって、お客さんの話をろくに聞かずに電話を切るってのはあり得ないよね。
同じようにこれはコストの問題ではないんだと思う。

もちろんだからといって無限に浪費していいとは言わないけど、逆に言うとお礼を言う(書き込む)だけで1日が終わるくらい感謝されたいよ。
そしたらビジネスだってきっとうまくいってるはず。


広告じゃないんだから効果について考えてもしょうがない!!

なんという至言。
ステキすぎる。

でも、これ、きっと理解されにくい考え方ですよね。
「売上げとか利益に影響しないなら、そんなことしなくていい」って考え方になっちゃう企業が多いと思うから。

もちろん、そんな短期的なものを求めている取り組みじゃないのは承知しているのです。

じゃ、「カンバセーショナル・マーケティング」とは何を求めている行為なのでしょうか?

「短期的ではない≒長期的なもの」ってことであれば、『自社のファン作りのためのカンバセーショナル・マーケティング』ってことになるのですが、ここで河野さんは『効果を目的としていない』と書かれています。

それって、長期的にも(具体的な)効果は求めていないってこと?

・・・ということは、「ファンを作ることを狙う」のではなく「お礼を言いたいだけ」で、結果的にファンがつくことがあるかもしれないけど、別にそれは狙っていないってことですか。



更に僕が書いたレスはこれ。


Fujii-Yuji :

なるほど。。。感謝。

(言葉の意味なんてどうでもいいけど)カンバセーショナル・マーケティングっていうくらいなので、「ファンを作る活動」として捉えていましたし、多くの人がそうなんじゃないですかねー。

企業的にも、お礼を言う活動に予算をとるのは難しいと思うです。


でも、「お礼を言う」ということを否定しているのではないです!

最近は見ないですけど「お礼状」を出すのと同じってことでしょうし。お礼状を出す(書き込みする)ことに意味はあると思いますし、結果的にファンを作ることになりそうですし。

まあ、「ファンを作ることを狙う」のか「お礼を言うことによって結果的にファンが作られるのか」っていう動機の違いってことなのであれば、確かに河野さんのおっしゃる通り、後者の方が動機が不純じゃなくてw、結果もついてくる感じなので良さそうな気がしますね。



感覚的には僕も理解はしていたような気がするのだけれど、河野さんに言語化されたことによって『ファンを作る活動ではない』というカンバセーショナル・マーケティングの本質が明らかになった気がする。

ただ、それじゃ『そういう意味のカンバセーショナル・マーケティングを企業が実行する意味ってあるの?』って言われちゃうんでは・・・っていう僕が最初のコメントで書いた部分はスッキリしない感じです。


そこを更に河野さんがバッサリと斬り捨ててくれました(笑)


 河野 :

たいした魅力もない人間が、ひとことふたことコメント残したくらいでファンになってもらえるわけないじゃない。

目の前のお客さんにずっと使ってもらう、そのためにわかる限りのサポートをしたり感謝の気持ちを伝えることは立派なマーケティングだよ。
難しく言えばリピート率向上なんだから。
誰彼かまわずコメント残すわけじゃないので。

見向きもしない人にアホみたいにお金をかけてるくせに、目の前にいる自社の顧客に1円もかけないのは愚かとしか思えなけどね。

これ大事な話してる気がする。



あー、もう、これって「販促してのマーケティング」の話じゃなくなってて、もっと上のレイヤーで見ているんだということがハッキリしちゃいましたよ。



Fujii-Yuji :

うーむー。。。

これはですね、その行為を「販促」と範囲を狭めてとるか「商売」として行動するかの違いだと思うのですけども。

「立派なマーケティングだよ」とのことですが、これは河野さんの言うところの『マーケティングとは何か』って話ではもありますよね。

「販促」でしかない人と「商売」として考えている人の違いというか。COO(でしたっけ?)として経営に関った方だからなのか。。。

もうね、あれです。
河野さんの考え方だと『商売人の理念』みたいな領域に入っていると思います。これ理解されにくいだろうなぁ。

あ、否定してるんじゃないっすw
僕個人としても「販促だけ」には興味ないのです。商売の一部として考えたいので、激しく同意です。

ただ「販促」としてしか捉えられない人には『商売人の理念』は理解できねーだろーなーっと思っちゃうわけです。


「販促してのマーケティング」ってレイヤーで、この取り組みを語っている視点の人に、河野さんみたいに「商売」という上のレイヤーで見ている人の考え方を理解してもらうのは難しいっすよ。

多分、そのレイヤーの人には高度過ぎて理解できないwww


その「商売」という高いレイヤーでの視点を持ち続けることができる河野さんの凄さにビックリなわけですが。
商売人を自称する僕としては見習わねば( ← ちょっとくやしいw)




  ## ここから余談 ##

河野さんが「商売」という高いレイヤーでマーケティングについて語り、「販促」や「営業」レイヤーの視点しか持っていない人がそれを理解できなくて、すれ違ったまま議論するという光景がsmshmedia(河野さんのブログ)で発生するのを年に何回か見かけるのですけどねwww

今回、やっと、そのスレ違いが起きる原因がわかった気がしますw
いやー、河野さんウォッチャーとしてはスッキリしたっす(笑)